開幕週重賞のポイントは? 優馬TM陣がフローラSとマイラーズCを斬る

優馬TM座談会

弥生賞「45万」フラワーC「14万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

伏兵以上の実力馬も虎視眈々

デスク「こっちの本紙も狙ってきたな」

田崎「別にディアデラマドレの◎は普通だと思ってるんですけど…。エリザベス女王杯で1、2着のラキシス、ヌーヴォレコルトが、今年に入って牡馬相手の大阪杯、中山記念をそれぞれ制覇してますからね。今度は、差がなく3着に続いたこの馬の番ですよ」

吉田「初のマイル戦、4ヶ月ぶりの実戦、というあたりは減点材料にはならんと思うけど、ここ数年は牝馬が絡んでおらんのが気になりますわ。実力的には最有力候補でもおかしくないんやけど…」

目黒「牡馬相手でもキレ味は通用するはずですが、おそらく最後方からの競馬になると思うので、開幕週の馬場がどうか、ってとこですね」

吉田「その3頭出しの角居勢では、エキストラエンドがエエ思うんやけど。前走のダービー卿はコンマ7秒差の4着やったけど、あれはモーリス一頭が桁違いやったレースやし、2着以下は団子状態。モーリスほどのレベルの馬が見当たらないここなら、十分勝機がありますわ」

目黒「状態自体はいいですよね。前走も上がりはモーリスに次ぐ数字でしたし、中山であれだけの脚を使えるなら、という見方もできます。ここは同じ舞台で2着した京都金杯のポジションを取れるかが鍵でしょうね」

中邑「僕は、前走で重賞好走実績のある馬に決定的な差を付けて勝ったテイエムタイホーでしょうがないと思ってますよ。何より、開幕週の馬場で先行力は大きな武器ですし、調教の動きから充実ぶりも目立っています。有利な内枠も引けましたしね。で、買い目ですが、まずは3連単で…」

デスク「あ、今回はその企画はないから、披露しなくていいぞ」

桜井「一本調子な面の解消を目指して、陣営は、今年から鍛えるよりも我慢させることを重視した調整法に切り替えているんだ。その効果で折り合いに劇的な進境を見せて本格化したわけで、短距離の先行馬だった昨年までとは全く別馬だね。まだ奥はありそうだし、相手が強くなっても荷が重くなることはないんじゃないかな」

デスク「その前走の六甲ステークスは、ヒストリカルが人気だったよな」

瀬古「松山騎手が『2走前(勝った大阪城S)の追い切りと比較して、動きが重く感じた』と話していたように、プラス8キロの馬体増が微妙に影響したようだね。それもあって、今回は馬体を絞ることがテーマだったんだけど、音無師の指示がうまく伝わらず、予定より追い切りが軽くなる誤算があったみたい。当日の馬体重がポイントとなるね」

デスク「今日も静かな笑みをたたえてる持木ちゃんのレッドアリオンはどうよ」

持木「課題の多かった馬ですが、スタートや折り合いがクリアできた前走に成長を感じましたよ。先行馬も少なく、開幕週の馬場で展開も味方するんじゃないですかね」

瀬古「馬込みがダメだったり、道悪だと走る気をなくしたりね。そういった気性的な難しさが完全に解消したとは言えないかもしれないけど、好メンバーだった4走前の富士ステークスで見せた決め手は、ここでも十分通用していいよね」

須藤「大外枠はキツイけど、調教の動きが今まで見た中で一番だったのがクラレント。軽い馬場は得意なので、前々で流れに乗れれば一発があっていいと思っているけどね」

デスク「あと、名前が挙がらないロサギガンティアは?」

須藤「いつも人気になっているイメージがあるけど、古馬との戦いになってからは、“強い”と思ったことが一度もないんだよね」

デスク「あ、あ、そう。スマン。って、だから、何で俺が謝ってるんだ?」

 

━今回はこれでお開きに。いったい誰に乗ればGI資金を増やせるのか。

弥生賞「45万」フラワーC「14万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

弥生賞「45万」フラワーC「14万」的中! プロ予想家40人集結、優馬プレミアム。

優馬2歳馬チェック

優馬2歳馬チェック

6月~12月に初勝利をあげた2歳馬(現3歳馬)を全頭チェック! 馬体は? 血統は? レース内容は? 総合的に判断をし、★評価をつけていきます。翌年のクラシック有力候補がきっと見つかるはず!

★5つ以上の馬を網羅。ダービー候補はこの馬!

ヒロイン候補が続出!? 牝馬の★評価。

注目勝ち上がり馬情報など毎週火曜更新。

トラックマン・記者一覧

競馬専門紙「優馬」トラックマン・記者一覧

平日はトレセンで東奔西走、週末はレース予想&馬券に全力投球。競馬専門紙「優馬」を支えるトラックマン&記者のプロフィールをご紹介します。