競馬の祭典で『まつり』を サブちゃんが見出だした馬・キタサンブラック

Road to Derby 2015
日本ダービー

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父を超え 厩舎の先輩を超えた先には

 オーナーの北島三郎さんは、根っからの競馬人であり、キタサンブラックも実際に牧場まで足を運んで購入を決めたという。それだけに、初のクラシック制覇がかかった皐月賞は、愛馬の激走への満足半分、悔しさ半分であったろう。ただ、勝って歌うと宣言していた『まつり』は、皐月賞よりも“競馬の祭典”であるダービーの方がふさわしいはずだ。

 冒頭で記したように、スプリングステークスは親子制覇であったが、父ブラックタイドは、皐月賞で16着と惨敗し、ダービーも断念した。その後は屈腱炎による長期ブランクもあったが、ついぞ重賞を勝てず、弟ディープインパクトの活躍により“愚兄賢弟”などと揶揄されたほどだ。すでに皐月賞3着で父を超えたキタサンブラックには、自身のためのみならず、父の評価を高めるべき活躍が求められている。

 『このあと、ダービーの結果にかかわらず夏場は充電して秋に備えるが、古馬になったら、サマー2000シリーズへの挑戦、そして海外へも遠征させたいね』と、師は今後のプランを語る。GIこそ勝てなかったが、サマーシリーズを制し、暮れの香港カップでも僅差の2着と好走した管理馬トウケイヘイローと同じ道を歩み、そして超えること。キタサンブラックは、それだけの可能性を秘めている馬だ。

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