お天気荒れ模様の小倉2歳Sに、九州学生サークルが再襲来!

優馬TM座談会
小倉2歳S

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天気は荒れ模様だが傾向は平穏 本紙田崎は2戦2勝クインズサリナ◎

デスク「先週は東北と北海道に大きな被害をもたらした台風だが、今度のヤツは九州直撃だな。一時は日曜の開催も危ぶまれて、前売発売が中止になったりもしたけど、なんとかできそうか」

田崎「月曜のスライド開催も想定して小倉での宿泊先は押さえておいたんですが、取り越し苦労に終わりそうですね。そんな荒れ模様の天気ですが、このレースは平穏傾向で、最近7年連続して1・2番人気馬の共倒れがないですし、そう無理に穴を狙う必要はありません。素直に唯一の2戦2勝馬、クインズサリナ◎でいいと思います。2勝はともに1200m戦ですが、ペースが全く異なる競馬だったという点で信頼が置けますね。あとは道悪になってどうかですけど、センスの良い馬ですから、馬場のいいところを選んで走ることもできると思いますよ」

桜井「小柄な牝馬ということもあり、前走後は小倉に滞在しての調整となりましたが、“一週前の追い切りではハミと取らなかったけど、日曜、そして最終追いと遊ぶようなところが減ってきたし、小倉に来てからも成長を感じる”と、山田泰助手は褒めていました。もう一段上の状態で臨めるのなら、当然3連勝も期待できますね」

デスク「対して、ここへきて評価急上昇と言えるのがレーヌミノルだな」

加茂「1分9秒3の勝ちタイムは、今年の小倉の新馬戦での一番時計。少なくとも、小倉デビュー組では一番の馬やろ」

福田「内容的にも、ご覧のとおり、ケチのつけようがないレース運びやったな。勝ったあとも順調そのものやけど、異例の水・木曜追いだった先週は、水曜のCコースでの追い切りが軽すぎたモンやったさかい、木曜に坂路でやり直したそうなんや。当初の予定通り、“1週前にビシっとやって直前は軽目”ちゅうパターンを替えたくないから、リスクを取ってでも、と。幸い、カイバ食いは落ちず、落ち着きもありますわ。新馬を勝って中3週の理想的なローテーションは、アドバンテージになりまっしゃろ」

レーヌミノル

小倉デビュー組ではNo.1の評価を得ているレーヌミノル(撮影:日刊ゲンダイ)

瀬古「ただ、全体的に小倉デビュー組が低調な感も否めませんし、他場デビュー組に食指が動きますね。中でも中京デビュー組のオールポッシブルを。馬場悪化が予想されますが、荒れたインを馬なりでスルスルと上がって行けた初戦の内容から道悪はOKでしょう。追ってからも確かで競り合いから突き放した根性も魅力ですね」

桜井「この馬も早目の小倉入りとなりましたが、カリカリした面があり環境の変化にも敏感なタイプということを考慮したそうなんです。ただ、意外にも、入厩後にイレ込むことはなく落ち着きがあるんですよ。直前は軽目の調整を予定していた陣営も“この精神状態なら”ということで、長めからの併せ馬にメニューを変更し、内容の濃い調教を消化できました。“肩ムチにも鋭く反応してくれたし、申し分のない状態”と、喜多助手も明るい表情でしたね。鞍上の意のままに動ける操縦性の高さが持ち味の馬ですから、初コースにも問題なく対応できるはずです」

持木「僕も他場デビュー組からとなりますが、レベルの高い北海道でモマれてきたドゥモワゼルを狙ってみたいですね。5着止まりだった前走の函館2歳Sは、外枠から枠なりに外々を回るロスが痛かったもので、けっして力負けではないと思います。抜けた存在のない今年のレベルなら足りていいんじゃないでしょうか」

桜井「これまた一週前の小倉入りとなりましたが、順調な調整過程からも輸送のダメージはなさそうでしたね。最終追いでもシャープな動きを見せましたし、調子は良さそうです。タフな函館の洋芝で走ってきた馬ですし、長嶋助手も“仮に馬場が悪くなっても大丈夫でしょう”と。発馬に課題を残すものの、末脚は確かですから展開次第ではチャンスがありますね」

デスク「小倉滞在組が多くって、桜井も大忙しだな」

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