ドバイ帰りのゴールデンバローズ 戸崎「俺がちゃんと乗れるかどうか、だけ」

優馬TM座談会
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打倒ゴールデンバローズを誓う馬たち

デスク「そう言う直ちゃんはノンコノユメに文字通りの夢を託すわけだな」

佐藤直「前走の上がり34秒7は、良馬場の東京1600ダートに限定すれば史上最速の数字なんだぞ。先行馬が残る流れを考えても優秀な内容だったし、ここもアッサリ差し切りですよ」

小島「加藤征師も前走の末脚は『芝のレースかと思った』と。『未対決のゴールデンバローズ以外には負けるイメージがない』とまで言っていましたが、相手がコレと決めて乗った時のルメール騎手は、まさに“スナイパー”ですからね。仕留めてくれるんじゃないですか」

大江原「しかしなあ、前走のアルタイルは、前の馬を残さないよう自ら勝ちに動いたもので、後方待機のノンコノユメには足元をすくわれた格好。負けて強しの内容だし、青竜ステークス組に今回は遅れは取らないと思うぞ。状態も高いレベルでいい状態をキープしているし…」

西田「ブリンカー着用後は実に堅実な走りですよね。軸としての信頼度は、私も高いと思いますよ」

清野「でも、3着だったアキトクレッセントの巻き返しもあるはずです。前走で差されてしまったのは、一息入って万全の態勢でなかったことと、一頭だけ57キロを背負わされた影響もあったと思いますね」

「陣営も『ここを見据えて前走はちょっと甘い仕上げ。それで詰めが甘くなった』とのことやし、今回は中間に長目からかなり負荷を掛けた調教をこなして、デキに関しては申し分ないやろ」

伊利アキトクレッセントは、速い流れを2番手から押し切った昇竜ステークスが優秀で、勝ち時計は同開催の1600万をコンマ3秒上回るものです。ゴールデンバローズのヒヤシンスステークスも同開催の1600万をコンマ1秒上回っていますが、昇竜Sの方が価値は高いはずです。前走時より調教を強化して、距離も2度目。斤量も1キロ減と、全ての面で条件が好転しているなら、打倒ゴールデンバローズはこの馬だと重います」

上田「打倒ゴールデンバローズという観点では、僕も未対決組に期待しているんだけど、底が割れていないラインルーフが面白いと思うんだ。初ダートの3走前が楽勝、2走前は辛勝ながら久々で大幅に馬体が減っていたことを考えれば、むしろ能力の高さを示した形。前走も上がりは最速での2着だからね」

福田「まだ若さが残ってて、今週の追い切りでもチークを着けたりしたんやけど、効き目がなかったんで実戦では着けないそうや。ただ、そないな現状でダートで連を外していないんやから、潜在能力はかなりのモンやろね。『左回りは調教の動きから問題なし。コーナー2つの東京マイルもレースがしやすい』と、陣営も色気タップリやで」

久光「誰も名前を挙げませんが、僕は先物買いを承知でダノングッドを狙ってみたいですね。ズブくてとにかく追わせるタイプですが、渋太く伸び続ける馬。これまでは器用さの要求されるコーナー4回のコースで使われていますが、ワンターンの東京マイルの方が、大味なこの馬には合うはずです」

那谷「馬券的な妙味も含めて、俺はタップザットが面白いと思うぞ。2週続けて福永騎手が跨いだんだが“先週よりグンと良化”と、陣営と全く見解が一致しているんだ。2度先着を許したゴールデンバローズを逆転するのは厳しいかもしれないが、それ以外のメンバーなら互角以上。2、3着なら十分可能性はあるんじゃないか」

先週よりグンと良化”と陣営の意気が上がるタップザット(奥、撮影:日刊ゲンダイ)

先週よりグンと良化”と陣営の意気が上がるタップザット(奥、撮影:日刊ゲンダイ)

デスク「“サラブレッド界のダルメシアン”ブチコちゃんはどうよ」

久光「なんだかんだいってソコソコ人気になると思いますけど、要らないでしょうね。まあ、こういうスター性のある馬が勝って競馬を盛り上げてほしいという気持ちはありますけどね」

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