レイデオロはランク外！ 日本ダービー、好調教はこの５頭

第3位　スワーヴリチャード

4）スワーヴリチャード
牡3 (栗)庄野靖志
[好気配]助手24日栗CW良
68.1 – 52.6 – 37.8 – 11.9 (5)馬也先着
気配…A 動き…A 総合評価…91点
馬体が引き締まり、動きに鋭さも出て前走を上回るデキ。

先週の追い切りで５Ｆ64秒5をマークして負荷は十分。今週は終い重点の調整だったが、年上のＯＰ馬を力で捻じ伏せるような動きを披露。馬体面にも締まりが出てきて状態面の上昇度はかなり。前走の皐月賞を叩いて好仕上がりと言える。

庄野師「先週しっかり負荷を掛けたし、今週は終いの反応を確かめた。動きは良かった。」

パドックここをCHECK→皐月賞時のパドックでは馬体の緩さも多少あったが、もうひとつ集中しきれていなかった印象も。この点が解消していれば。

最終追いで好状態をアピールしたスワーヴリチャード(奥)（撮影：日刊ゲンダイ）

第2位　アルアイン

7）アルアイン
牡3 (栗)池江泰寿
[好調子]松山24日栗CW良
52.7 – 37.7 – 11.6 (5)馬也先着
気配…A 動き…S 総合評価…93点
鋭さ、力強さ十分の文句なしの動きで、今がピーク。

中間の乗り込み量は十分で、中２週で臨んだ皐月賞をレコード勝ちした反動は全く感じさせない調整過程。最終追いは毎日杯を勝った時と同様に４Ｆの追い切りだったが、掻き込むような力強い脚捌きに加えて、回転も良く鋭さも同居。文句ナシのデキにある。

池江寿師「素軽くて変わらず良い動きだった。体全体を使えているし落ち着きもあったよ。」

パドックここをCHECK→520キロ近い大型馬だけにパドックではやや重たく映るくらい。皐月賞と同様に軽快な脚どりで歩けていればＯＫ。

中間も十分に乗り込んできた皐月賞馬のアルアイン(手前)（撮影：日刊ゲンダイ）

第1位　アドミラブル

18）アドミラブル
牡3 (栗)音無秀孝
[好調子]Mデムー24日栗坂良(1回)
52.9 – 38.8 – 25.4 – 12.5 一杯先着
気配…A 動き…S 総合評価…94点
好時計で古馬OPに先着。迫力満点の動きで状態◎。

これまでと変わらず坂路での追い切り。最終追いはＭ．デムーロＪを背に、目黒記念に出走予定のレコンダイト（古馬ＯＰ）と併せてこれを圧倒。仕掛けてからの反応が鋭く、最後までしっかりと加速できたのには好感が持てる。迫力満点の動きで状態面に不安はない。

音無師「ラストだけ軽く仕掛けたらシュッと相手を引き離したね。時計的にも良かった。」

パドックここをCHECK→３走前の未勝利戦から中３週続き。追い切り後の馬体重が526キロ（前走比プラス16キロ）、パドックでは数字云々ではなく馬体のハリ等の見た目を重視したい。

中３週続きも状態面に不安が感じられないアドミラブル（撮影：日刊ゲンダイ）