馬券売り上げの起爆剤? ハンデ戦が物語る競馬の面白さ
ハンデ戦が馬券売り上げの起爆剤?
以前、友人に尋ねられたことがある。「強い馬がぶっちぎるレースと大接戦のレース、どっちが観たいか?」と。率直に言えばどっちも観たいのだが、この質問の肝はそのレースや馬にある背景なのではないか。有馬記念を例に取ると、シンボリクリスエスやオルフェーヴルのラストランの様な、他馬を圧倒しての有終の美。その一方でトウショウボーイ・テンポイントの一騎打ちの様な「因縁の対決」であったり…。これらの背景を持ったレースは、たとえ同じようなレースであったとしても、海千山千の未勝利戦などでは演出されにくい要素だ。ただし、こういった要素が出来るのはあくまで巡り合わせに依るところも大きい。
ハンデ戦は競馬の面白さに人為的ではあるがスパイスを加えるようなものである。アメリカではハンデキャップのGIも盛んであったりするし、よりギャンブル性が高いレースの方が馬券の売上げも良かったりする。そういう意味では我が国にも、もっとハンデ戦が増えても良いのでは、と思う。あまり現実的ではないかもしれないが、ハンデGIがあってもいい。GIレースはあくまで「種牡馬選定レース」であり、「最も強い馬が勝つべき」という意見は勿論あるだろうが、そのレースレベル自体に疑問符が付くレースも無きにしも非ず。そう考えると、もっと面白いレースを演出する努力があっても良いのではないだろうか。
宮崎(競友)
高松宮記念(GI)
払戻金 21万8420円
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飯本(競友)
高松宮記念(GI)
払戻金 18万0780円
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前田(競友)
日経賞(GII)
払戻金 15万2790円
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優馬2歳馬チェック
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