「力抜けている」「少々不安」ファインニードルに賛否 対抗馬は?

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狙って損はない 穴馬はコレだ

加茂「見直す手なら、ダイアナヘイローやろ。スムーズな走りができていながら案外の結果となった前走は、牝馬で55.5キロと実質のトップハンデが響いた感を受けたし、54キロで出走できる今回は違うはずや。1400mとはいえ阪急杯勝ちのある阪神コースも合うし、次のスプリンターズSよりも、勝負はココなんやないかと思いますわ」

桜井「前走については、状態も良かっただけに陣営も明確な敗因を掴み切れていない様子でしたが、この中間も気配は引き続き良好で、前走の敗戦を引きずっていないことは確かですね。自分の形に持ち込みやすいコース形態なのか、阪神では5戦3勝で、敗れた2戦も大きくは崩れてはいないという抜群の相性を誇っているので、見限るのは早計でしょう」

須藤「僕が穴としてオススメしたいのはラインスピリットですね。このところ大きく崩れたのは高松宮記念だけで、毎回人気以上に、そして着順ほど差のない走りを見せています。以前とは違い、多少モマれる形になっても我慢できますし、何よりこの馬も阪神コースとの好相性は見逃せませんよ」

目黒「前走は外枠有利の直線競馬で、内めの6番枠での5着はかなりの善戦という評価でいいでしょうね。中山助手も“あの枠ではしんどいやろ、と思っていたから、よく頑張っていたと思う”と話してましたし、“その後はここ目標に調整したけど、馬体も回復しているし、雰囲気はいい。ハナにこだわるわけではないが、開幕週だし、そのくらいの気持ちでいきたいところ。あとは、最近スタートで躓き気味に出ることがあるから、発馬が鍵になるかな”とも。7歳とはいえ、まだまだ衰えはないですから、立ち回り次第では可能性もありますね」

ラインスピリット

地味ながらも近走は人気以上の走りを見せているラインスピリット(撮影:日刊ゲンダイ)

デスク「衰えなしの7歳馬と言えば、目黒はネロに◎か。息の長い活躍をしているが、このところはダートにシフトして、馬車馬のような働きぶりだな」

目黒ネロは、重馬場だった一昨年の京阪杯で2着をぶっちぎった走りが印象的でしたし、あくまで天候次第ですが、他馬が苦にするような道悪になればチャンスがありそうです」

瀬古ネロは、今年の勝ち鞍こそありませんが、ダートの交流重賞で好レースを続けていますし、芝でも春のオーシャンS4着の走りは衰えを感じさせませんでしたね。良馬場では足りなくても、道悪巧者ぶりを生かせる馬場になれば、場面はあるでしょう」

「道悪巧者として、ブラヴィッシモも忘れてはならない存在ですよ。1年以上の休み明けを2回叩き、一休みしてのココ。8月中旬から時計を出し始めて、春よりは負荷をかけてレースへ臨んできました。天候の崩れでレースが乱れるようなら、この馬のコース相性の良さに期待して見る手もあります」

デスク「あとは、関東馬も出走してはいるんだが、ノーチャンスと見ていいのか?」

大江原「寝惚けたことを言ってるんじゃないよ、レジーナフォルテにはチャンスが十分あるぞ。これまた前走のアイビスSDが、枠順に恵まれなかった中での4着は評価できるし、持ち時計を詰めて最後までしっかり走れたのも、成長を感じさせる内容だったと思うよ。2走前の勝ちっぷりを考えても、今なら1200mの方がより力を発揮できそうな気がするし、手ブラでは帰ってこないと思うけどな」

デスク「俺は、これで来なかったら見限ろうとは思ってるんだが、北九州記念でも、その前のCBC賞でも買っていたアサクサゲンキで“三度目の正直”と行こう」

木谷「デスクがそんなに追い続けるのなら“二度あることは三度ある”の結果となりそうですが…。僕はやっぱりネロですね。稍重以上で6戦4勝は心強いですし、雨が降ったらネロを買え!って、ばっちゃが言ってたので」

デスクネロには、今年もまた京阪杯で穴をあけてほしいんだよな…。それまで寝てろ、って言いたいんだが…」

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