競馬 18頭 全通りの真実を解説!点数・費用から回収率まで

競馬 18頭 全通りの真実を解説!点数・費用から回収率まで コラム

競馬ファンなら一度は夢見る「全通り買い」。特にJRAの最大級の頭数である18頭立てのレースで、全ての組み合わせを買えば、理論上は100%的中します。しかし、現実はそう甘くはありません。競馬 18頭 全通りを実践するには、想像を絶する資金とリスクが伴うからです。私がエンジニアとしての視点も交えつつ、この奥深い世界を徹底的に紐解いていきます。

競馬 18頭 全通りの点数と費用

フルゲート18頭の定義と歴史

JRAにおける「フルゲート」とは、1つのレースに出走できる馬の最大頭数のことを指します。現在はコースや条件によって上限が異なりますが、JRAの平地競走では18頭立てが最大級とされています。かつてはもっと多い頭数で走ることもありましたが、安全面や、今の8枠制という仕組み、そしてコースごとの条件などの兼ね合いから、今の形に落ち着いています。私たちが18頭立てのレースを目にするのは、主に東京競馬場や京都競馬場の大きな芝コースのレースですね。18頭立てでは外枠に3頭が入る枠が生じるという、あの独特の光景です。なぜ18という数字なのかは、物理的なゲートの幅や安全性、コース条件などを考慮した結果と考えられます。私たちが挑むのは、この最大級の壁なのです。

3連単4896通りの衝撃と費用

最も爆発力がある馬券、3連単。競馬 18頭 全通りを3連単で実行しようとすると、その点数は驚きの4,896点にのぼります。1点100円で購入しても、その費用は48万9,600円。ちょっとした中古車が買えてしまう金額です。私が初めてこの数字を計算したとき、思わず二度見してしまいました。18頭立てということは、1着に18通り、2着に17通り、3着に16通り。これを掛け合わせる(18×17×16)と、この膨大な数字が導き出されます。的中率は100%ですが、投資額が50万円近いとなると、もはやギャンブルというよりは巨大なプロジェクト。これだけの札束を握りしめて窓口に行く姿を想像するだけで、足がすくんでしまいそうですね。でも、これこそが「全通り」の持つ重みなんです。

3連複と馬連の全通り点数一覧

3連単が厳しすぎるなら、3連複や馬連はどうでしょうか。3連複の場合、順列ではなく組み合わせになるため、点数はぐっと抑えられます。計算式は(18×17×16÷6)で、結果は816点。費用にして8万1,600円です。これなら「勝負できるかも」と思う方もいるかもしれませんね。さらに馬連に目を向けると、153点(1万5,300円)まで下がります。以下に主要な券種の点数をまとめました。

券種 組み合わせ数 100円購入時の費用
単勝 18点 1,800円
馬連 153点 15,300円
3連複 816点 81,600円
3連単 4,896点 489,600円

こうして見ると、競馬 18頭 全通りと言っても、券種によってハードルの高さが全く異なることが分かりますね。私がおすすめするのは、まずは馬連やワイドでその感覚を掴むことです。

払戻率と控除率が作る壁

ここで避けて通れないのが「控除率」の話です。JRAもボランティアではありません。馬券の売り上げからは、必ず一定の割合が手数料として差し引かれます。3連単の場合、その払戻率は72.5%。つまり、買った瞬間に理論上の期待値は27.5%減っているのです。全通り買いをすると、この控除率の壁を真正面から受けることになります。49万円払って、長期的な期待値として返ってくるのは35万円台程度。私がデータのシミュレーションを繰り返す中で痛感したのは、この「手数料の重さ」です。全通り買いを続けていれば、最終的にはこの払戻率の数値に近づき、財布の中身は着実に減っていきます。これが、競馬というシステムの残酷でありながら公平なルールなのです。

1点買いの的中確率を知る

全通りを考えるとき、逆説的に「1点の的中確率」を知ることも大切です。18頭立ての3連単で、すべての組み合わせが同じ確率で起こると仮定した場合、あなたが選んだ1点が的中する確率は、わずか約0.02%。宝くじほどではありませんが、非常に低い数字です。私がこの数字を見たとき、単なる「運」で当てることの難しさを再認識しました。全通り買いは、この約0.02%という針の穴を通す作業を、力技で100%に変える手法です。しかし、その代償は前述の通り莫大なもの。的中確率の低さをカバーするために全通りを狙うのか、それとも知恵を絞って点数を絞るのか。このジレンマこそが競馬の醍醐味であり、私たちを悩ませる源泉なのでしょう。全通りを知ることは、1点の尊さを知ることでもあると私は考えます。

競馬 18頭 全通り買いで勝つ戦略

損益分岐点と回収率の現実

さて、競馬 18頭 全通りでプラス収支にするには、どれほどの配当が必要なのでしょうか。3連単なら、約4,900倍(49万円)以上の配当がついて初めて利益が出ます。100円が49万円に化ける「万馬券」ならぬ「49万馬券」です。私は過去のデータを何度も洗ってみましたが、フルゲートでこの水準を超える荒れ方をするレースは、決して多くありません。もちろん、GIレースなどで超大穴が飛び込めば100万馬券、1000万馬券が出ることもありますが、それは稀なケース。長期的な期待値はやはり払戻率の影響を受けます。全通り買いで勝つための唯一の道は、「絶対に荒れる」という強い見立てがあるレースだけで勝負すること。それ以外の平穏なレースでこれをやると、あっという間に資金が底をついてしまいます。

メリットとデメリットの比較

全通り買いには、他にはない唯一無二のメリットがあります。それは「絶対に外れない」という究極の安心感です。予想が苦手な人でも、分析が面倒な人でも、資金さえあれば「的中者」になれます。一方で、デメリットは「ほぼ確実に赤字になりやすい」ことと「多額の資金が必要」なこと。私自身、この手法を検討した際に感じたのは、競馬本来の「推理する楽しさ」が失われてしまう寂しさでした。それでも、100%当たるという体験は一度はしてみたいもの。以下にメリット・デメリットを整理しました。

  • メリット: 的中率100%、予想不要、超高配当時の爆発力
  • デメリット: 構造的な赤字(控除率)、高額な投資、トリガミ(的中してもマイナス)のリスク

このバランスをどう考えるかが、全通り買いに挑むかどうかの分かれ道になりますね。

流しやボックスでの賢い代用

「全通りは高い、でも広く買いたい」そんな時に私が活用するのが「流し」や「フォーメーション」です。例えば、1着に自信のある馬を1頭だけ固定し、2着・3着を全通りにする「1着固定の軸1頭流し」なら、点数はぐっと減ります。18頭立ての3連単で1着固定の軸1頭全通り流しなら、272点(2万7,200円)。これなら現実的な金額ですよね。一方で、軸馬が1着・2着・3着のどこに来てもよい「1頭軸マルチ」にすると816点(8万1,600円)になります。私はよく、このような手法を「セミ・全通り」と呼んでいます。全通りの安心感をある程度残しつつ、買い方によってコストを抑えることができるからです。完全に全通りを買うのではなく、自分の「核」となる予想を一点だけ添える。それが、賢い競馬ファンが実践している現代の戦い方だと言えるでしょう。

合成オッズで赤字を回避する

エンジニア的な思考で欠かせないのが「合成オッズ」という考え方です。これは、複数の買い目を1つの馬券として見たときの実質的なオッズのこと。競馬 18頭 全通りの場合、同じ金額で全点を買い続けると、長期的には払戻率の影響を強く受けます。つまり、全レースを同じように買えば、期待値の面では不利になりやすいということです。これを防ぐには、オッズの低い「堅い組み合わせ」を削るしかありません。私はツールを使って、期待値の低い組み合わせを自動的に除外する計算をよく行います。的中率100%を捨てて、90%に下げる代わりに、利益が出る可能性を10%から30%に引き上げる。そんな「期待値重視」の姿勢こそが、ギャンブルを投資に近づける鍵になります。数字に踊らされず、数字を操ることが大切です。

18頭立てレースの脚質傾向

多頭数レースを攻略する上で、私が最も注目しているのが「脚質」です。18頭も馬がいると、後ろから行く馬(追い込み馬)は進路取りが難しくなることがあります。なぜなら、前の馬が壁になって進路がなくなる「どん詰まり」のリスクが高まるからです。ただし、18頭立ての芝レースでどの脚質が有利かは、競馬場、距離、馬場状態、ペース、枠順、人気帯によって大きく変わります。全通りを買いたくなる気持ちを抑えて、前に行ける馬を中心にフォーメーションを組むという考え方はありますが、常に逃げ・先行が正解とは限りません。私が見てきた中でも、多頭数で鮮やかに逃げ切る馬の姿は、まさに芸術品。枠順やコース形態といった物理的な条件を無視してはいけません。

他の公営競技とのコスト比較

最後に、他の公営競技と全通りのコストを比較してみましょう。競馬の18頭立てがいかに「異常」であるかが分かります。競艇(ボートレース)は6艇固定なので、3連単の全通りはわずか120点(1万2,000円)。競輪の9車立ても504点(5万400円)です。対して競馬の4,896点。この差は歴然です。私が他の競技も嗜む中で感じるのは、競馬は圧倒的に「当てるのが難しいが、当たった時の快感が大きい」ということ。全通りを買うにしても、競馬は最も資金力を試される舞台なのです。だからこそ、競馬 18頭 全通りを制覇することは、ある種のステータスのように語られるのかもしれません。他の競技で全通りを試してみて、その感覚を掴んでから競馬に戻ってくるのも、一つの手かもしれませんね。

※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、馬券購入や利益を保証するものではありません。馬券は自己責任の範囲で無理のない金額でお楽しみください。

タイトルとURLをコピーしました