“強い関東馬”の中に激穴を発見! チャンピオンズCデータ攻略
ステイヤーズS
JRA最長となる3600mという距離で行われる、この時期の名物ともいえる 重賞。適性さえあれば、格下条件馬でも太刀打ちできる可能性はあるが、ステップ的にはアルゼンチン共和国杯組が中心となる。
前走別成績
アルゼンチン共和国杯〔4.1.3.23〕
京都大賞典〔1.0.0.2〕
OP特別〔0.2.0.7〕
1600万条件〔0.2.1.11〕
1000万条件〔0.0.0.4〕
特殊な条件ゆえにリピーターも多く、主なものを例に挙げると、
- トウカイトリック 2着→4着→8着→4着→3着→1着→3着
- デスペラード 3着→1着→1着
- ネヴァブション 2着→3着→5着→12着
となると、2012年2着、2014年2着のファタモルガーナが人気を集めてくるのは至極当然。
このレースでもうひとつ、隠れた特徴がある。それはサドラーズウェルズとその全弟フェアリーキングの血が入った馬の活躍である。過去5年を振り返ると、以下の馬が該当。
- コスモヘレノス(2010年1着)
- ジャミール(2010年2着)
- トウカイトリック(2011年3着、2012年1着、2013年3着)
- ファタモルガーナ(2012年2着、2014年2着)
リピーターが多いのもあるが、もっと遡ると2008年1着のエアジパングもそうだし、サドラーズウェルズの直仔の中で唯一のJRA重賞勝ち馬サージュウェルズが勝ったのもこのステイヤーズS。今回のメンバーでは以下の5頭がサドラーズウェルズ・フェアリーキングを持つ馬。
- ゴッドフロアー
- スズカデヴィアス
- トルークマクト
- ネオブラックダイヤ
- ファタモルガーナ
芝2400m以上の距離で強い種牡馬と言えば、ステイゴールド・キングカメハメハ・ディープインパクト・ハーツクライだが、ここから更に芝3000m以上になって浮かび上がってくるのがステイゴールド・ハーツクライ・ネオユニヴァースといった種牡馬たち。
人気はないが狙ってみたいのがゴッドフロアー。祖母の父がサドラーズウェルズのハーツクライ産駒だ。
アルゼンチン共和国杯組からはスズカデヴィアスとメイショウカドマツを。スズカデヴィアスはやや遠いが3代母の父がフェアリーキング。橋田厩舎は2010年以降の芝2400m以上で〔9.5.10.56〕とまずまずの成績。同馬は昨年4着でもあり、次なるリピーター候補。
メイショウカドマツは鞍上の蛯名Jが長距離巧者。2010年以降の芝2400m以上のレースで最も勝ち星を挙げているジョッキーである。芝3000m以上でも同期間中〔2.2.2.8〕という成績。鞍上の手腕が試される長距離戦で頼りになるのだ。
勿論、リピーターであるファタモルガーナも押えておかなくてはならない1頭だろう。
結論
ゴッドフロアー
スズカデヴィアス
メイショウカドマツ
ファタモルガーナ
宮崎(競友)
高松宮記念(GI)
払戻金 21万8420円
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飯本(競友)
高松宮記念(GI)
払戻金 18万0780円
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前田(競友)
日経賞(GII)
払戻金 15万2790円
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