【きさらぎ賞】「激変予告」された下位人気の1頭 坂路49秒台の脚力は“芝がベター”

とっておき〇〇馬
きさらぎ賞

きさらぎ賞:とっておき穴馬

西の穴将軍 田崎TM

ヒルノハンブルク

「デビュー前の坂路調教で49秒台の時計を叩き出していた非凡なスピードの持ち主で、ナダル産駒でもありダートを使ったが、素材の優秀さを示すキレイな競馬での快勝だった。2戦目の前走こそブービー負けを喫したが、パドックからうるさい面を見せていて全く競馬にならなかったように、能力の問題ではなかったもの。そういった気性面の若さは残すものの、ダートで砂を被って揉まれる競馬よりも、芝でスピードを存分に生かす形がベターだろう。少し時計のかかる今の京都の芝も、キレ味不足をカバーする意味では合っているはずであり、大きな変り身を見せて不思議はない」

ヒルノハンブルク

デビュー2戦はダートを走ったヒルノハンブルクが芝で激変を見せるか

田崎泰

筆者:


1973年大阪生まれの千葉育ち 1997年入社。栗東時計班でCウッドコースを担当。予想で最も重視するのは条件に対する適性で、馬券の基本は単勝だが、WIN5もライフワーク。西船橋に住んでいた時代、初めて競馬場で見たのがツインターボが逃げ切ったオールカマー。