「4歳が強い」は周知の事実も… オススメ馬は武豊レッドジェニアルにあらず

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 昨年の勝ち馬グローリーヴェイズは続く春の天皇賞で2着に入ると、暮れには香港ヴァーズで待望のGI制覇。今年もGI戦線を賑わすような素質馬発掘はあるか?

4歳馬がとにかく強い!

 GII戦とはいえハンデ戦ということで条件馬の参戦も珍しくないレース。今年は現2勝クラスのメロディーレーンが最軽量の49キロ、トップハンデはレッドジェニアルの56キロというメンバー構成になった。

年齢別成績(過去10年)
4歳〔7.5.1.19〕
5歳〔2.3.5.21〕
6歳〔1.2.4.29〕
7歳以上〔0.0.0.42〕

 高齢になるほど明らかに成績が落ちる。4歳馬の好成績が目立ち、連対率は37.5%と高い水準をマーク。今年のメンバーの中で4歳馬と言えば前述のメロディーレーンレッドジェニアルの他にモズベッロがいる。これもハンデ戦らしさか、若馬のフレッシュなエネルギーに期待してみたい。

重要なのは菊の結果

 好走した4歳馬について掘り下げていくと、重要なのは前年の菊花賞での成績。前年の菊花賞に出走した4歳馬は〔3.1.1.10〕だが、そこで5着以内だった馬に限れば〔3.0.1.1〕とかなりの好走率。ちなみに菊花賞以外のGIで5着以内があった馬は〔1.2.1.3〕。こちらも決して悪くはないが、同じ京都芝外回りの長距離戦という共通点を考えると、やはり菊花賞の成績を重視したい。

菊花賞5着以内の4歳馬(過去10年)
2011年3着 ローズキングダム 菊花賞2着
2011年10着 ビートブラック 菊花賞3着
2014年1着 サトノノブレス 菊花賞2着
2017年1着 ミッキーロケット 菊花賞5着
2019年1着 グローリーヴェイズ 菊花賞5着

 今年のメンバーで菊花賞5着以内&4歳馬と言えばメロディーレーンだ。同じく菊花賞6着だったレッドジェニアルとは2キロだった斤量差が7キロまで広がった。まだ2勝クラスで、しかも340キロ前後の超小型馬。ハードルは高いが、ハンデ戦なら狙ってみる価値は十分だろう。

メロディーレーン

ハンデも自身の馬体重も軽量のメロディーレーン(右)(撮影:日刊ゲンダイ)

特注馬

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