スタート前から独壇場 千両役者ゴールドシップが6つ目のタイトルを獲得
【佐藤直文 先週のレース回顧】
過去2回は、5、7着と敗れているゴールドシップには鬼門と言えた天皇賞(春)。ゲート入りを嫌がり、向正面で一気に進出する“らしい”パフォーマンスで、見事に輝きを取り戻した。
千両役者が6つ目のタイトルを 【天皇賞・春】
逃げるか、もしくは途中から一気に進出してハナへ立つ。おそらくそれがゴールドシップの横山典騎手が立てた作戦かと思われるが、長距離戦としては序盤の流れが厳しく、行けないと判断した時点で、後者の作戦を選択した形だ。そして、向正面でステッキを入れて一気に動いたわけだが、それにより全体のペースもアップし、この馬には理想的な、上がりのかかる消耗戦となった。
ゲート入りをてこずるなど、スタート前から“役者ぶり”を見せていたゴールドシップだったが、最後まで独壇場。次走となる自分の庭、阪神での宝塚記念では、さらに派手な大見得が期待できそうだ。
2着フェイムゲームも、東京のマラソンレース、ダイヤモンドステークスを連覇しているように、消耗戦で最大限の力を発揮できるタイプ。ただ、6着だった昨年よりもパワーアップした姿を見せ付けたと言える。
3着カレンミロティックは、ゴールドシップに早目に来られ、同じく前へ行ったクリールカイザーとスズカデヴィアスがブービーとシンガリという厳しい流れを渋太く粘り込んだのだから大したもの。
1番人気のキズナは、自分の競馬に徹してのこの結果を見る限り、往年のデキにないのではないかと思える。
アドマイヤデウスは、1週目スタンド前でハミを噛んで掛かってしまったのが全てで、サウンズオブアースも同様に折り合いが一息だった印象。
土屋(競友)
福島牝馬S(GIII)
払戻金 21万0600円
的中買い目を見る
細川TM
4/21(日)京都6R
払戻金 22万2000円
的中買い目を見る
小野智TM
皐月賞(GI)
払戻金 22万9700円
的中買い目を見る
日本ダービー特集
2024年日本ダービー特集
日本ダービーの出走予定馬、予想、単勝オッズ、結果、動画、歴代優勝馬、騎手・調教師データ、ゴール前写真、歴史などを紹介する特集ページ。『優馬本紙馬柱で振り返る日本ダービー』などオリジナルコンテンツも充実しています。
優馬 現3歳馬チェック
優馬 現3歳馬チェック
6月~12月に初勝利をあげた2歳馬(現3歳馬)を全頭チェック! 馬体は? 血統は? レース内容は? 総合的に判断をし、★評価をつけていきます。翌年のクラシック有力候補がきっと見つかるはず!