清水成駿さんへ送る言葉(優馬・佐藤直文)

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“一◎入魂”を受け継いで行きたい

 今、私がこの仕事に就いているのも、そして毎週末に記者席からレースを観ているのも、全ては清水成駿がいたから、と言って過言ではありません。学生時代から“1馬”を愛読し、ラジオで解説を聴き、この人の会社で、この人の下で働きたいと思って入社したからです。しかし、当時は2年連続で三冠馬が誕生するなど、競馬ブームが盛り上がりを見せていた時期で、入社希望者が200人を超えていたと後で聞かされてビックリ。よく受かったものだと思ったのですが、さらに驚いたのは“お前は俺が推して取ったんだ”と、当時30代の若さで取締役を務めていた清水さんに言われたこと。どうやら、小論文の試験の中で、文中に“魂を込めて”という言葉を使っていたことが目に留まったようでした。

 入社後は、朝から晩まで(日付が変わるまでのことも)、公私にわたって色々なことを教えてもらいましたし、その間の出来事や貴重な体験は本が何冊も書けそうなくらいですが、後輩たちに伝えなければならないことは、今も事あるごとに話すようにしています。肝心の予想スタイルについては“そんなモンは自分で考えろ”というタイプでしたが、これだけ一緒にいる時間が長いと、自然と好みもわかるようになるもので、退社されてからも“清水さんはこれが◎じゃないの?”などと言えるようになっていました。

 退社後はサイトを興して、その記念に作ったTシャツを何枚か頂いたのですが、そこに書かれていたのが“一◎入魂”。これがこの人の原点なのだと改めて思いましたし、私を採用してくれた当時からずっと変わらない予想への思い。この思いは、確実に受け継いで行きたいと思います。長い闘病生活は本当に辛かったと思いますが、どうぞ、ゆっくり休んでください。

佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。

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