今年も出るか100万馬券! ニュージーランドTの推しはこの5頭

重賞データ攻略
ニュージーランドT

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 昨年は2番人気が勝ったものの、14番人気&12番人気が飛び込んで3連単は100万オーバー。波乱含みのトライアルレースで浮上したデータ班推奨の穴馬とは?

目安は「前走5着以内」

 NHKマイルCのトライアルレースとして1~3着馬に優先出走権が与えられるレース。2011年は阪神開催となったが、ここではそれも含めて考えていく。

前走レース別成績(過去10年)
スプリングS〔3.0.2.13〕
ファルコンS〔2.0.4.24〕
アーリントンC〔1.1.2.16〕
毎日杯〔1.0.0.3〕
シンザン記念〔1.0.0.0〕
共同通信杯〔0.1.0.5〕
フローラルウォーク賞〔0.1.0.2〕
クロッカスS〔0.1.0.6〕

前走クラス別成績(過去10年)
500万〔2.5.1.41〕
OP特別〔0.2.1.15〕
GIII〔5.2.6.52〕
GII〔3.1.2.19〕
GI〔0.0.0.3〕

 好成績のスプリングS組だが、そこで4~5着に敗れて皐月賞への切符をギリギリ逃した馬が〔3.0.2.2〕と高い信頼度を誇る。ただし、今年はスプリングS組が不在。

 次点のファルコンS組だが、そこで5着以内なら〔1.0.4.12〕という成績。唯一の例外である2014年1着のショウナンアチーヴにしてもファルコンSで6着だっただけに、大敗している馬の巻き返しは望み薄か。

 前走でOP・重賞を走っていたグループ全体では〔8.5.9.89〕という数字になるが、馬券に絡んだ22頭中20頭までが「前走5着以内」だった馬。とにかくこれが第一条件となる。

前走500万組の判断材料

 次に前走・500万組について考えていく。その前走から導き出されるポイントは以下の通り。

前走500万組のポイント(過去10年)

  • 前走を0.1秒差以上の着差で勝利(8頭中7頭)→0.0秒差なら〔0.0.0.14〕
  • 前走2番人気以内(8頭中7頭)
  • 前走の上がり3Fがメンバー中3位以内(8頭中6頭)

 今年は前走で500万を勝っている馬が5頭いるが、上に挙げたポイントを全てクリアした馬はおらず、具体的な取捨は次に挙げるポイントで決定したい。

馬券の決め手は?

 過去10年の1~3着馬の共通点を探ってみると、30頭中28頭に500万以上のクラスで1着経験があった。新馬・未勝利勝ちと重賞2着での賞金加算のみという馬はややマイナス。

 また、30頭中21頭には1600mで3着以内と、中山・阪神の芝コースで3着以内の実績があった。やや信頼度は低いが、それでも7割がクリアしているだけに、こちらも加味したい条件。

 前走でOP・重賞5着以内かつ、上に挙げた条件をクリアしたのはタイムトリップスズカゼの2頭。一方、前走・500万組ではイノバティブカリビアンゴールドクライムメジャーが条件をクリア。イノバティブは前走6番人気、カリビアンゴールドは前走5番人気、クライムメジャーは前走の着差が0.0秒ではあるが、3つの条件をクリアしたことを重視したい。

クライムメジャー

重賞3着の実績もあるクライムメジャー(撮影:日刊ゲンダイ)

結論

タイムトリップ
スズカゼ
イノバティブ
カリビアンゴールド
クライムメジャー

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