京都新聞杯の好走ポイントは5つ 全てクリアは1頭だけ!

重賞データ攻略
京都新聞杯

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 同じ日には東京でダービートライアルのプリンシパルSも行われるが、こちらはダービーへの東上最終便となるレース。どの馬も賞金加算は必須、結末は如何に?

勝ち馬は500万勝ちの馬から

 今年のメンバーの中に前走で重賞を走っていた馬はゼロ。前走がOPだった馬も2頭のみというメンバー構成だが、まずはステップ別の成績から見ていこう。

前走レース別成績(過去10年)
毎日杯〔3.0.1.7〕
皐月賞〔2.1.1.7〕
ムーニーバレーRT〔2.1.0.8〕
はなみずき賞〔1.3.1.14〕
若葉S〔0.2.0.1〕

前走クラス別成績(過去10年)
未勝利〔0.0.2.35〕
500万〔5.6.4.57〕
OP特別〔0.2.0.6〕
GIII〔3.1.2.9〕
GII〔0.0.1.9〕
GI〔2.1.1.7〕

 兎にも角にも前走・500万組の検討が的中の可否を分けることになりそうだが、前走の500万を勝っていた馬は過去10年で〔5.3.2.24〕。前走で敗れていても2~3着は可能だが、ここを勝つには前走も1着であることが望ましい。

馬券のポイントは5つ

 次に、好走馬の共通点を以下に書き出してみた。

京都新聞杯のポイント(過去10年)

  • 京都コースで3着以内の実績(30頭中29頭)
  • 2000m以上で3着以内の実績(30頭中25頭)
  • 1~3番人気が〔9.5.2.14〕
  • キャリア5~8戦の馬が〔10.9.5.61〕
  • 中1~2週〔6.6.4.61〕、中3~8週〔4.3.5.46〕、中9週以上〔0.1.1.12〕

 コース実績や距離実績は必須と言えよう。また、当レースは上位人気馬が堅調で、勝ち馬に関しては10頭中9頭が3番人気以内、例外の1頭も5番人気だった。ただし、紐荒れの傾向もあることは覚えておきたい。キャリアの少ない馬、多すぎる馬は勝ち切れておらず、前走からの間隔が開き過ぎている馬も割引き。

 上に挙げたポイントを唯一、全てクリアしたのがプラチナムバレット。重賞に挑戦した2走前の毎日杯でも4着に健闘、当レースで3勝を挙げているマンハッタンカフェ産駒というのも魅力度が高く、◎に指名。

プラチナムバレット

前走のはなみずき賞で2勝目をあげたプラチナムバレット(緑帽)(撮影:日刊ゲンダイ)

前走の人気が鍵に

 次に相手選びへと移っていくが、まずはその他の前走・500万組について。それほど前走の着順や着差は重要ではないというのは前述の通りだが、明暗を分けそうなのが前走の人気。前走の500万で1番人気だった馬は過去10年で〔2.2.0.9〕、2番人気なら〔2.2.1.8〕と、どちらも連対率は30%を超える。この点からゴールドハットサトノクロニクルの2頭を相手候補へ。

 一方、前走がOP・GIII・GIIだった馬についても見ていくと、馬券に絡んだ9頭中8頭は前走5着以内、9頭全馬が0.9秒以内の着差だった。更に言えば、前走で1番人気に推されていた馬が〔2.2.0.3〕、連対率57.1%と優秀な成績。この組からは前走の若葉Sで1番人気3着だったインヴィクタをマーク。

結論

◎プラチナムバレット
△ゴールドハット
△サトノクロニクル
△インヴィクタ

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