波乱はあるかチューリップ賞 大幅マイナスポイントは「乗り替り」

重賞データ攻略
チューリップ賞
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 桜花賞と同じ阪神芝1600mで行われるチューリップ賞。阪神JFの上位3頭が揃い、今年からGIIへと格上げされたのに相応しい戦いになりそうだ。桜の舞台へ駒を進めるのは果たして…?

2歳女王参戦で波乱はない?

 桜花賞、阪神JFと同じ舞台ということで、双方との関連度が高いチューリップ賞。臨戦過程を見ると、圧倒的に阪神JF組が好成績である。

前走レース別成績(過去10年)
阪神JF〔6.4.5.8〕
紅梅S〔1.0.0.9〕
エルフィンS〔0.1.2.20〕
クイーンS〔0.1.0.3〕
新馬〔0.1.0.7〕
未勝利〔1.0.1.15〕
500万〔2.2.1.37〕
OP特別〔1.1.2.32〕
GIII〔0.2.1.9〕

 阪神JF組は連対率43.5%、複勝率65.2%と圧倒的な数字。今年もこのグループが中心になると考えていいだろう。

阪神JF組の前走着順別成績(過去10年)
前走1着〔3.2.1.1〕
前走2着〔2.0.2.1〕
前走3着〔1.1.0.2〕
前走4~5着〔0.0.1.0〕
前走6着以下〔0.1.1.4〕

 前走6着以下から巻き返した2頭は阪神JFで2・4番人気だった馬。上位人気に推されていれば好走の目もあるが、今年はそういったタイプの馬は見当たらない。素直に上位馬を狙うべき。

 当レースでは1番人気が過去10年で〔4.3.1.2〕だが、馬券を外した2頭はともに前走がOP特別だった。前走が阪神JFだった馬なら〔4.2.1.0〕とほぼ完璧な成績であり、阪神JFの勝ち馬で1番人気が濃厚なラッキーライラックに死角はないと言う他ない。次点は阪神JF2着のリリーノーブル

ラッキーライラック

死角が見当たらないラッキーライラック(撮影:日刊ゲンダイ)

関東馬に要注意

 昨年は関東馬のソウルスターリングが当レースを制したように関東馬の好走も決して珍しくないのが特徴のひとつ。

東西別成績(過去10年)
関東馬〔3.4.1.12〕
関西馬〔7.6.9.98〕

 好走馬の数では関西馬だが、関東馬は連対率35.0%、複勝率40.0%と優秀な数字。さらに、当レースで5番人気以内なら〔3.3.1.4〕と確率アップ。メンバーで唯一となる関東馬マウレアは2走前の阪神JFで小差の3着。相手候補には外せない。

乗り替りは避けたい

 まだ若い牝馬とあって乗り役の交替は影響が大きいらしく、当レースではそれが割りと顕著に出ている。

乗り替り有無別成績(過去10年)
継続騎乗〔7.7.5.40〕
乗り替り〔3.3.5.74〕

 継続騎乗のグループが複勝率32.2%に対して、乗り替りは複勝率12.9%。乗り替りのグループは前走・阪神JF組が〔1.1.2.1〕、馬券に絡んだ11頭中10頭は前走3着以内というものだから、有無を言わせない力がないと厳しい。

 阪神JF以外のステップについて見ていくと、前走GII・GIII組は馬券に絡んだ3頭すべてが前走2~4着馬。前述のマウレアは前走がクイーンC5着で今回が乗り替りとなるが、前年の阪神JF3着馬が〔1.1.0.2〕という成績だけに切りづらい。スカーレットカラーは前走がフェアリーS2着だが、今回が乗り替り。こちらは割引きが必要。

 前走・OP特別組は4頭が馬券に絡んでいるが、紅梅SかエルフィンSで5着以内、というのが共通点。ここではシグナライズレッドランディーニが候補に挙がる。一方、昨年は新馬勝ち直後、それも5ヵ月の休み明けという馬が2着に好走したが、ポイントは牡馬相手に0.2秒差以上の着差、上がり3F最速での勝利といったところ。初戦と同じく池添Jで臨むサラキアも相手候補に。

結論

◎ラッキーライラック
○リリーノーブル
▲マウレア
△シグナライズ
△レッドランディーニ
△サラキア

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