GI馬3頭を擁する4歳勢 データ班◎はいまだ「無冠」のアノ馬

重賞データ攻略
ヴィクトリアマイル
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 3頭のGI馬を擁し、牝馬戦線の制圧を目論む4歳勢。昨年の覇者アドマイヤリードなど、経験豊富な年長馬達がこれを迎え撃つ。府中のマイルで繰り広げられる熱き女の戦いの行方は…?

関西馬優勢だが…

 近5年の勝ち馬は全て関西馬。1~3着の独占も3度あり、関西馬優勢のレース。

所属別成績(過去10年)
関東馬〔2.2.3.60〕
関西馬〔8.8.7.88〕
関東騎手〔7.4.6.70〕
関西騎手〔3.5.4.73〕
関西馬&関東騎手〔5.2.3.25〕
関西馬&関西騎手〔3.5.4.60〕

 ただし、関西馬が優勢な割りにその鞍上は関東所属騎手、というパターンが多い。複勝率では28.6%と16.7%でやや開きがある。近年では2015~16年連覇のストレイトガール、2013~14年連覇のヴィルシーナも関西馬&関東騎手のコンビ。今年で言うとカワキタエンカデンコウアンジュミスパンテールの3頭がこのパターン。

4歳馬の強さが目立つ

 次に年齢別の成績を見ていこう。

年齢別成績(過去10年)
4歳〔6.7.3.71〕
5歳〔2.2.5.45〕
6歳〔1.1.2.24〕
7歳以上〔1.0.0.8〕

 連対馬では20頭中13頭が4歳馬。この4歳馬について掘り下げてみると、既にGIで連対実績のあった馬が〔4.3.1.22〕という成績。このうち、当レースで4番人気以内なら〔4.3.1.10〕となり、実績ある上位人気の4歳馬の信頼度は高い。人気はやや読みにくい一戦だが、GI連対実績のある4歳馬はアエロリットソウルスターリングリエノテソーロリスグラシューレーヌミノルの5頭。

最有力ステップは阪神牝馬S

 この路線は近年、再整備されているが、当レースに最も影響をもたらしているのは阪神牝馬Sの距離変更だろう。一昨年から1400mから1600mへ、本番と同じ距離で行われるようになった。

前走レース別成績(過去10年)
阪神牝馬S〔4.3.3.53〕
中山牝馬S〔1.1.2.10〕
福島牝馬S〔0.2.2.35〕
1600万〔0.0.1.9〕
OP特別〔0.0.0.4〕

 その阪神牝馬S組は近2年で〔2.1.1.10〕。好走した4頭は以下の通りである。

2016年 7番人気1着 ストレイトガール 前走・阪神牝馬S 3番人気9着
2016年 1番人気2着 ミッキークイーン 前走・阪神牝馬S 1番人気2着
2017年 6番人気1着 アドマイヤリード 前走・阪神牝馬S 3番人気2着
2017年 7番人気3着 ジュールポレール 前走・阪神牝馬S 4番人気3着

 阪神牝馬Sで4番人気以内、3着以内がひとつの目安か。唯一、9着と負けていた2016年1着のストレイトガールは、その2年前に当レースで3着に好走していた。これと同じ文脈で語るなら、阪神牝馬Sで3番人気4着だった前年の覇者アドマイヤリードは押さえておきたい。

 また、上に挙げた4頭中3頭は4歳馬という共通点もあった。それも踏まえると、阪神牝馬S4番人気1着のミスパンテール、同1番人気3着のリスグラシューが浮上する。

重賞勝ちは必須?

 過去10年の連対馬20頭中19頭までが重賞勝ち馬。唯一の例外だったのは昨年の勝ち馬アドマイヤリードだが、これも前走の阪神牝馬Sで2着があった。また、20頭のうち14頭までが芝のマイル重賞で勝利経験があった馬。兎に角、重賞勝ちは連対のための最低ライン。

 GI実績も出来れば欲しい所。過去10年の勝ち馬のうち8頭にGI連対実績があった。連対馬20頭中13頭はGI連対馬で、例外の7頭中3頭はGIで0.5秒差以内があり、残る4頭はそもそもがGI未経験。ただし、この4頭は近2走のどちらかで重賞を勝っていた。

 ◎はリスグラシュー。GI実績があって上位人気が予想される4歳馬、阪神牝馬Sで好走といったポイントを押さえていることが大きい。前年の牝馬クラシックであと一歩足りなかったという点では過去の勝ち馬であるホエールキャプチャやヴィルシーナともイメージが被る。ここでGI初制覇を。

リスグラシュー

悲願のGIタイトルを狙うリスグラシュー(撮影:日刊ゲンダイ)

 相手には昨年のNHKマイルCを制し、前走は牡馬相手の中山記念で2着、上位人気が予想されるアエロリット。阪神牝馬Sを勝ち、関西馬&関東騎手の組合せで臨むミスパンテールをまずは挙げたい。

 その他では前年の覇者アドマイヤリード。そして福島牝馬S2~3着のカワキタエンカデンコウアジュも押さえておきたい。関西馬&関東騎手に加えて、前走の福島牝馬Sで4角2番手以内だった関西馬は〔0.2.0.2〕という成績。馬券的な妙味もある。

結論

◎リスグラシュー
△アエロリット
△ミスパンテール
△アドマイヤリード
△カワキタエンカ
△デンコウアンジュ

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