リッジマンが資質示して初重賞V 今後の長距離戦線を担う存在に

佐藤直文 レース回顧
ステイヤーズS
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これぞまさしくステイヤー リッジマン

 同一重賞4連覇の偉業がかかったアルバートが当日の朝に出走を取り消したことで、一気に混戦ムードとなったが、例年のように2周目に入って動く馬がおらず、隊列が崩れぬ坦々とした流れになった。そうなれば、ある程度前目のポジションで運んだ実力馬が上位を占めたのも至極当然の結果だったか。

 リッジマンは、先行勢を前に見ながらの5番手という絶好の位置取り。前述したように、その隊列は2週目の向正面まで変わることなく続き、先行勢が仕掛け始めた3コーナーでもスムーズに動くことができた。直線でも先に抜け出した2着を捕えての完勝は、いかにもステイヤーとしての資質を示すに十分の走りだった。2月のダイヤモンドSでは52キロの軽ハンデも生かしての2着だったが、別定56キロでの今日の勝利は価値があり、年齢的にも今後の長距離重賞戦線を担う存在となるだろう。

リッジマン

1番人気リッジマンがスムーズな競馬で重賞初制覇(撮影:日刊ゲンダイ)

 2着アドマイヤエイカンは、前々で流れに乗り、勝負どころから動いて勝ちに行く競馬だったことを考えれば立派な2着だ。3000m超の距離は今回が初めてであったが、これまた距離の適性は十分に示したと言える。

 3着モンドインテロは、勝負どころで手応えが悪くなりながらも、直線では一旦引き離された2着馬に猛然と迫ったところがゴール。一昨年に続いての3着だが、上位2頭に比べると3600mは少し長い印象を受けた。

 4着マサハヤダイヤは、道中で後方にいた馬の中では最先着で、上がりも最速だった。別定戦での格上挑戦でここまで走れば御の字であり、ハンデ戦ならもっとやれていい。

 ヴォージュは、今日の2・3着馬を降した3走前の走りを考えれば意外な止まり方だったが、続く同舞台の2走前が案外だったように、間隔を開けて使った方がいいタイプかもしれない。そういう意味では、前走を叩いての上積みどころか疲れが出た形だったろうか。

佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。

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