「過去10年間で皆無」タワーオブロンドンには大きな不安要素が…

重賞データ攻略
スプリンターズS
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 今年、2度のレコード勝ちを記録したタワーオブロンドンや、それを破ったダノンスマッシュ、そして春のスプリント王ミスターメロディなどが上位を形成。「最速」の称号はどの馬に?

鍵を握るサマーシリーズ

 秋の短距離王決定戦、スプリンターズSはサマースプリントシリーズの延長線上にあるといっても過言ではなく、過去10年の1~3着馬30頭中22頭までが「前走でサマーシリーズのいずれかに出走」していた馬。1~3着馬のサマーシリーズ平均出走数は「1.23走」であり、内訳は以下の通り。

スプリンターズS1~3着馬のサマーシリーズ出走数(過去10年)
不出走 8頭
1走 12頭
2走 5頭
3走 5頭
4走以上 0頭

 1着馬の平均出走数は1.0走、2着馬は1.1走、3着馬は1.6走となっており、特に1着馬は10頭中6頭が1走のみの馬。また、サマーシリーズ王者が過去10年で〔0.1.2.6〕となっているが、これはサマーシリーズ平均出走数とも重なる数字とも言えるだろう。

 今年のサマースプリントシリーズ王者のタワーオブロンドンだが、函館SS→キーンランドC→セントウルSと、3戦を消化。キーンランドCからセントウルSへは中1週と日程が厳しいためか、この臨戦過程で馬券に絡んだ馬は過去10年間で皆無。狙いづらい人気馬になりそう。

タワーオブロンドン

サマースプリントシリーズを3回走ったタワーオブロンドン(撮影:日刊ゲンダイ)

短距離王の逆襲に期待

 狙いはやはりサマーシリーズを1戦だけ使ったグループ。この組で馬券に絡んだ12頭のうち、10頭までが前走でキーンランドCかセントウルSを使っていた。中でも注目は春のスプリント王ミスターメロディ。過去10年、同年の高松宮記念勝ち馬は〔3.2.0.3〕と上々の成績をマーク。

セントウルSから臨んだ同年の高松宮記念馬(過去10年)
2009年 ローレルゲレイロ セントウルS14着→スプリンターズS1着
2012年 カレンチャン セントウルS4着→スプリンターズS2着
2013年 ロードカナロア セントウルS2着→スプリンターズS1着
2016年 ビッグアーサー セントウルS1着→スプリンターズS12着
2018年 ファインニードル セントウルS1着→スプリンターズS1着

 前走のセントウルSでよもやの大敗を喫したミスターメロディだが、心配する必要はない。同様の臨戦過程だった過去の高松宮記念勝ち馬は5頭中4頭がセントウルSよりも着順を上げて連対か連勝(例外のビッグアーサーは本番で前が壁だったため参考外とも言えるか)。同馬の鞍上はそのビッグアーサーと同じ福永騎手。悲劇は繰り返させないはず。

特注馬

ミスターメロディ

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