【中山記念】データ班がオススメする２頭の「逆転候補」　攻略のカギは“中距離”重賞実績にあり

～中山記念・過去10年の傾向分析～

　過去10年、前走・中山金杯組が〔３.１.１.６〕で連対数トップ。なかでも、その勝ち馬は〔２.１.０.１〕連対率75％。また、前年に当舞台と同じ芝1800ｍの重賞勝ち実績があり、前走もＪＲＡの重賞で連対していれば〔３.０.２.０〕複勝率100％。注目はアルナシーム。

◇主な前走レース別成績
・中山金杯　〔３.１.１.６〕
・東京新聞杯〔１.１.０.７〕
・香港マイル〔１.０.１.３〕
・ＡＪＣＣ　〔０.０.０.10〕
・毎日王冠　〔０.０.０.１〕

得意の芝1800ｍなら連勝も　アルナシーム

　一方、年代別成績では〔４.４.５.17〕の４歳馬が連対数＆連対率で１位。４歳馬の中で特に注視してみたいのは、同じ中山の中距離で行われる最高峰レース＝Ｇ１皐月賞における成績。前年の皐月賞８着以内だった馬は〔４.１.４.７〕と好成績。さらに前走が５着以内であれば〔３.１.４.１〕複勝率89％。狙いはエコロヴァルツ。

ハイレベルな皐月賞を経験しているエコロヴァルツに注目