弥生賞は「勝ち馬」を当てたいレース データ班のイチ押しは…

重賞データ攻略
弥生賞

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 当サイトのダービー想定オッズで上位3頭にランクインしているダノンプレミアム、ワグネリアン、オブセッションが揃い踏み。10頭立てとはいえ本番の皐月賞さながらの熱戦が期待される。

好走に必要な最低ラインとは?

 2歳王者ダノンプレミアムに東スポ杯2歳Sの覇者ワグネリアン。更にはシクラメン賞圧勝のオブセッションなど超豪華なトライアルとなった弥生賞。まずは基本的なデータをおさらいしていこう。

東西別成績(過去10年)
関東馬〔5.2.6.44〕
関西馬〔5.8.4.49〕

 連対率・複勝率では若干、関西馬が優勢だが、それほど差はない。1番人気は〔5.2.0.3〕、2番人気は〔3.1.2.4〕とマズマズの成績。1番人気で馬券を外した3頭はすべて関西馬、2番人気で馬券を外した4頭中3頭は関東馬だった。

前走レース別成績(過去10年)
ラジオNIKKEI杯2歳S〔2.2.0.6〕
若駒S〔2.1.0.2〕
朝日杯FS〔1.3.3.5〕
東京スポーツ杯2歳S〔1.0.0.1〕

前走クラス別成績(過去10年)
新馬〔0.0.0.5〕
未勝利〔0.1.0.6〕
500万〔1.2.1.31〕
OP特別〔2.1.0.9〕
GIII〔6.3.6.31〕
GII〔0.0.0.3〕

 前走が新馬・未勝利だった馬は流石にマイナス。実績面で見ても、過去10年の1~3着馬30頭のうち22頭までが2勝馬で、残る8頭中6頭には重賞2~3着の実績があった。ただし、前走・500万組は馬券に絡んだ4頭のうち、前走1、2着馬がそれぞれ2頭ずつ。共通点は前走3番人気以内なので、ここまでは手を広げてもいい。

勝ち馬探しが重要

 10頭立てと少頭数で上位馬の層も厚い。となれば馬券的には1着馬をキッチリと射止めたい。過去10年の勝ち馬の共通点は以下の通り。

弥生賞勝ち馬のポイント(過去10年)

  • 通算2勝以上(10頭全馬)
  • 前走1800m以上(10頭中9頭)
  • 前走1着(10頭中8頭)
  • 新馬戦2着以内(10頭中8頭)
  • 新馬戦2番人気以内(10頭中8頭)
  • 芝2000mで1着(10頭中8頭)
  • 重賞で1着(重賞出走歴のあった7頭中6頭)

 ポイントはやはり距離か。前走が1600m戦だった馬は〔1.4.5.17〕と勝ち切れてはいない。また、芝2000mで1着経験がなかった2頭はともに東スポ杯2歳Sの勝ち馬だった。この点から言うと、朝日杯2歳Sの勝ち馬ダノンプレミアムは2~3着候補で考えたい。

 ◎はワグネリアン。上に挙げた条件は全てクリアしており、東スポ杯2歳Sの勝ち馬は過去10年の弥生賞で〔2.0.1.1〕。馬券を外したのは東スポ杯2歳Sを9番人気と低評価で制した馬であり、1番人気1着のワグネリアンはこれには当てはまらないだろう。

ワグネリアン

データ班の◎はワグネリアン(撮影:日刊ゲンダイ)

 次に3着候補を考えてみたい。過去10年で馬券に絡んだ30頭中25頭は好メンバーの集まりやすい東京芝1800m~2000mで連対、またはOP1着か重賞3着以内の実績があった。ただ、注意したいのは前走・ホープフルS組。GII昇格後は1、2、3着馬が出走して7、8、8着と振るわず。同じ舞台とはいえ、性格が異なるレースということか。ホープフルS組を割り引くなら、残ったオブセッションリビーリングを3着候補にマークしたい。

結論

◎ワグネリアン
○ダノンプレミアム
△オブセッション
△リビーリング

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