【高松宮記念】「武豊だけが買い要素」というわけではない 充実度◎で“妄信できる”1頭

とっておき〇〇馬
高松宮記念

高松宮記念:とっておき穴馬

オススメ穴のまさファイル 久光TM

カンチェンジュンガ

「他馬が止まって見えた、とは月並みな表現だが、前走の阪急杯での鬼脚はまさにそれ。併せる相手などなく完全にただ1頭、馬場の大外から突き抜けたのは、目下の充実ぶりを示すにかなりの説得力があった。持ち時計がない点が弱みだが、週中に降雨があっての最終週の馬場であれば大きな減点とはならないはずで、直前の坂路で49秒台と自己ベストに迫る猛時計の併せ馬と、当週まで強い負荷が掛けられた点で体調も文句なしと見ていい。何より百戦錬磨の鞍上なら乗り替わりも問題はなく、前哨戦で一番のインパクトを盲信してみたい」

カンチェンジュンガ

坂路で猛時計を叩き出し好調をアピールしたカンチェンジュンガ(手前)

久光匡治

筆者:


2001年入社。美浦ポリトラック・芝担当の時計班。時計を採る傍ら、想定班としても厩舎取材に出る業界でも稀な二刀流トラックマン。好きな馬券はワイド。現在、グリーンチャンネル『ケイバどーも』に出演中。