センス爆発サウンドキアラ 4歳実績馬は距離不足で敗戦

佐藤直文 レース回顧
京都牝馬S
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まだまだ上へ サウンドキアラ

 前半3ハロンが36秒0というのは道悪を考慮してもスローな流れ。後方待機から直線で馬場のいい外へ持ち出して、というパターンの馬も多かったが、今日の流れでは到底届かない戦法だったか。

 サウンドキアラは、大外枠から馬場のいいところを走りつつ好位で流れに乗る形。直線でも追われての反応が抜群で、先に抜け出していた2着馬を一気に捉えて見せた。前走の京都金杯もそうであったが、好位でスッと流れに乗るセンスは相当な武器であり、もうひとつ上のステージでも楽しみになる勝ちっぷりだった。

サウンドキアラ

サウンドキアラが京都金杯に続き重賞を連勝(撮影:日刊ゲンダイ)

 2着プールヴィルは、手応え良く好位を追走し、直線でも馬場の荒れた内目から一旦は抜け出す形。相当な道悪巧者ぶりを発揮したと言えるが、プラス24キロの馬体も、今日の走りからは成長と回復分と見ていいだろう。距離も1400mがピッタリの馬だ。

 3着メイショウグロッケは、前走のターコイズSでも厳しい流れを踏ん張っていたことを考えれば、これくらい走って全く不思議はなかった。ただ、1400mは距離不足であり、ベストはマイルの馬だろう。

 4着アマルフィコーストは、直線で並んでいた勝ち馬に突き放されてからも渋太く伸びていた。もう少し綺麗な馬場だったら着順も上がっていた可能性はある。

 5着ビーチサンバは、出遅れて後方からとなり、直線では目立つ脚を見せながらもここまでだった。ただ、今日のところは流れも向かなかったが、1400mよりも1600~1800mでこその馬だろう。

 シゲルピンクダイヤも、1400mが距離不足であることをハッキリと示す結果となったが、ゲート入りに手こずるなど気性面での成長がもう少し必要か。ドナウデルタは、出遅れて流れに乗れなかったとはいえ、それでもここまで負ける馬ではない。重賞での相手強化以外に敗因はありそうだ。

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佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。

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