開幕週ナンバーワンの★評価 サトノレイナスの可能性

優馬2歳馬チェック

国枝×ルメール 目指すはアーモンドアイ!? サトノレイナス

6/7(日) 東京5R 2歳新馬 芝1600m
サトノレイナス 牝 馬体重:472kg
★★★★★★ 6点
騎手:ルメール 厩舎:(美)  国枝
生産:ノーザンファーム
馬主:サトミホースカンパニー
父ディープインパクト
母バラダセール(Not For Sale)

スタートで立ち遅れたが二の脚でスムーズに中団へ。距離ロスも気にせず外にポジションを構えると、勝負所ではジリジリと進出。残り300mを過ぎたあたりでムチが入るとグイグイ加速してゴール前でキッチリ差し切った。新馬戦らしいスローな流れだったが、ラスト2F11秒4-11秒6というラップは優秀。伸びしろに期待出来る勝ちっぷりで、新馬開幕となった先週の勝ち上がり馬5頭の中では最高評価とした。

サトノレイナス

ゴール前で粘る2着馬を捉えたサトノレイナス

馬体診断

この時期の2歳馬にしては幅があってしっかりとした骨格・シルエットでバランスの良い姿。ただ、パドックでの歩様や実戦でのフットワークを見ると、まだまだ仕上がり途上、成長途上といったところ。それだけに今後の成長が見込めそうだ。兄同様、渋った馬場もこなせるタイプ。

血統診断

母バラダセールはアルゼンチンでGIを2勝。本馬の1歳上の全兄サトノフラッグは3連勝で弥生賞を制し、皐月賞でも2番人気に推された馬。父・母父ともに同配合の馬と言えば、ダノンファンタジー(阪神JF)もいる。既に結果を出している組み合わせというのは心強い。

将来性まとめ→1600m~2000mが守備範囲のミドルヒッター。多少の道悪もこなせる。現状で伸びしろは大きく、今秋以降ガラッと変わってくる可能性も十分。