ダートなのにサンデー系が有利? エルムSデータ予想

重賞データ攻略
エルムS
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 秋の飛躍を狙う実力馬達の一足早い始動戦、という色合いも強いエルムS。小回りのローカルダート重賞、今年も激戦は避けられない…!?

4角5番手以下はアウト?

 元々は9月に行われていたが、北海道開催の縮小などで日程が変更。8月→7月→8月と推移してきた。開催時期がコロコロ変わったこともあり、各馬のステップレースはバラバラ。データとして考えるならそれ以外の要素だろう。また、2009年は新潟での開催だったため、データ集計からは除外した。

年齢別成績(過去10年、新潟開催の2009年を除く)
3歳〔0.1.1.0〕
4歳〔3.1.3.14〕
5歳〔4.2.3.24〕
6歳〔2.1.1.24〕
7歳〔0.4.0.12〕
8歳〔0.0.0.7〕

4角位置(過去10年、新潟開催の2009年を除く)
4角1番手〔1.3.2.3〕
4角2番手以内〔5.6.4.6〕
4角3番手以内〔7.8.6.11〕
4角4番手以内〔9.9.6.16〕

 高齢馬では7歳馬が4頭、連に絡んでいるが勝ちはない。そして今年のメンバーには3~4歳馬がいないので、1着候補は5~6歳馬から探していきたい。また、とにかく先行有利なのは明らかで、マクって勝った昨年の勝ち馬はともかく、連対馬全てが「4角4番手以内」。差し・追込み系の馬は割引きで、良くて3着まで。

近年は血統にもポイントが?

 近3年の傾向を見ていくと、ポイントとなるのが血統。というのも芝で活躍したサンデーサイレンス(SS)の直仔種牡馬の産駒がとにかく活躍しているからだ。

2013年
1着 フリートストリート 父ストリートセンス(非SS系)
2着 エーシンモアオバー 父マンハッタンカフェ(SS系)
3着 ブライトライン 父フジキセキ(SS系)

2014年
1着 ローマンレジェンド 父スペシャルウィーク(SS系)
2着 クリノスターオー 父アドマイヤボス(SS系)
3着 インカンテーション 父シニスターミニスター(非SS系)

2015年
1着 ジェベルムーサ 父アグネスタキオン(SS系)
2着 グレープブランデー 父マンハッタンカフェ(SS系)
3着 エーシンモアオバー 父マンハッタンカフェ(SS系)

 実に9頭中7頭がサンデーサイレンス直仔種牡馬の産駒である。それもゴールドアリュールのようなダート適性の高い種牡馬の産駒ではなく、芝の一流どころの産駒というのが特徴。

 また、その近3年の傾向として、同じく9頭中7頭に右回りのダート1700mでの勝利経験があった。こちらもあわせて条件としたい。

軸は2頭、相手候補には…?

 昨年の覇者ジェベルムーサは6歳馬でアグネスタキオン産駒。データ的に条件を満たすのは当然ではあるが、岩田騎手は函館・札幌のダート1700mで2010年以降、勝利数トップの成績。連対率33.2%、複勝率44.3%は圧巻の数字。このレース自体、近4年で〔3.1.0.0〕と抜群の相性を誇っているのも心強い。

 もう1頭の軸は同じく6歳馬のショウナンアポロン。こちらはアドマイヤマックス産駒で、ダート1700mは前走でクリア。500万時代には札幌も経験済みである。この2頭を軸にしたい。

ショウナンアポロン

先行力を武器に重賞2勝目を狙うショウナンアポロン(撮影:日刊ゲンダイ)

 相手候補にはまず、2013年3着のブライトラインと、2014年2着のクリノスターオー。前者はフジキセキ産駒、後者はアドマイヤボス産駒。後者にはダート1700mでの勝利経験がないものの、過去に当レース好走歴があり目をつぶれる。

 あとは非SS系でダート1700mに実績のある先行タイプの馬が候補になってくるが、当レースの過去10年、1~3着馬の9割にOP勝ちか重賞連対の実績があった。よってモンドクラッセロワジャルダンの2頭を押さえておきたい。

結論


ジェベルムーサ
ショウナンアポロン

相手
ブライトライン
クリノスターオー
モンドクラッセ
ロワジャルダン

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