マル秘データ! 関屋記念のポイントは「斤量の増減」
サマーマイルシリーズの第2戦。長い長い直線での攻防は迫力十分だが、過去2年はいずれも中京記念で敗れていた馬の巻き返しが決まっている。さて、今年はどうか?
避けては通れない中京記念
サマーマイルシリーズが創設されたのは2012年。以降4年間の出走馬65頭のうち28頭、実に4割超が中京記念から臨んできた馬である。まずはこの組を検討しないことには始まらない。その中京記念組から関屋記念で馬券に絡んだのは以下の4頭。
中京記念をステップに関屋記念で好走した馬(過去4年)
2012年
5番人気2着 エーシンリターンズ 中京記念 4番人気14着(1.5秒差)
2014年
4番人気1着 クラレント 中京記念 2番人気8着(0.6秒差)
6番人気3着 サトノギャラント 中京記念 3番人気7着(0.5秒差)
2015年
2番人気1着 レッドアリオン 中京記念 2番人気8着(0.3秒差)
中京記念で人気より下の着順に終わった馬が関屋記念で巻き返す、というのが中京記念組の共通点。今回で言うと、マイネルアウラート(中京記念8番人気16着)がこのパターン。中京記念組は出走数が多い割りに打率自体はそれほど高くないので、この組は狙いを絞るのが正解。
別定戦でも斤量に要注意!
関屋記念の面白いデータを見つけた。それは斤量のデータ。前走からの斤量の増減が馬券の大きなポイントになりそうなのである。
前走からの斤量増減別成績(過去10年)
前走から減少〔8.2.4.43〕
増減なし〔2.7.5.43〕
前回から増加〔0.1.1.44〕
それほど全体の数に変わりがないのに、斤量が前回よりも増えている馬はほとんど馬券に絡めていない。ハンデ戦から臨む馬や東京や阪神からコース替わりの馬が、斤量減少の恩恵を大きく受けて好走しているのだろうか。今回のメンバーで前走から斤量が減っているのはクラリティスカイ、マジックタイム、ヤングマンパワー、ロサギガンティアの4頭。
昨年の3着馬ヤングマンパワーと、新潟のマイル戦で〔2.1.0.0〕のマジックタイムは舞台相性バッチリ。

昨年の3着馬ヤングマンパワー(橙帽)も有利な斤量減(撮影:日刊ゲンダイ)
ロサギガンティアは過去10年で〔2.1.1.4〕の安田記念組。鞍上のM.デムーロJは新潟のマイル戦の通算成績が〔6.4.0.8〕なら好走材料は揃った。
一方、クラリティスカイの田辺Jは2010年以降の新潟マイル戦でトップの16勝。NHKマイルCではヤングマンパワーらを負かして世代のマイル王者になったのだから、そろそろ本領発揮か。
前走から斤量の増減がなかった組で狙いたいのがラングレー。エプソムC組は過去10年で〔0.3.0.5〕とマズマズの成績で、連対馬の半数を占める5歳勢でもある。2010年以降の新潟マイル戦で最多勝利数を誇るディープインパクト産駒を1頭は押さえておきたい。
結論
マイネルアウラート
クラリティスカイ
マジックタイム
ヤングマンパワー
ロサギガンティア
ラングレー
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