みやこSを勝つためのポイントは6つ 全てクリアした馬は…

重賞データ攻略
みやこS

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 重賞になってから今年で7回目と歴史は浅いものの、勝ち馬にはトランセンドやエスポワールシチーといった強豪達の名が。不良馬場で行われた昨年は払戻しも荒れたが、今年は果たして…?

勝ち馬探しの6箇条

 チャンピオンズCへ向けて今年も粒揃いのメンバーとなったみやこS。3歳世代のトップクラスも参戦してきて見逃せない一戦となりそうだ。まずは勝ち馬のポイントについて整理していこう。

みやこS1着馬のポイント(過去6年)

  • 前走でOP以上のレースに出走(6頭全馬)
  • 前走2番人気以内(6頭全馬)
  • 前走4角3番手以内(6頭全馬)
  • 1800mで1着あり(6頭全馬)
  • 重賞勝ちの実績(6頭中5頭)
  • 京都で1着あり(6頭中4頭)

 以上の条件を全てクリアしたのはロワジャルダン1頭だけ。昨年の当レースの勝ち馬だが、それ以降は勝ち星から遠ざかっている。とはいえ、チャピオンズCやフェブラリーでは勝ち馬から0.3秒差に健闘している実力馬。そろそろ目覚めるはず。

ロワジャルダン

昨年の勝ち馬ロワジャルダンの連覇に期待(撮影:日刊ゲンダイ)

圧倒的な4歳勢でマークすべきは?

 ここが休み明けという馬は以外に少なく、9~10月には既に1~2走しているという馬も多い。前走についてみてみると、

前走レース別成績(過去6年)
エルムS〔2.0.0.5〕
ブラジルC〔1.2.0.13〕
ラジオ日本賞〔1.1.0.0〕
日本テレビ盃〔1.0.0.0〕
マイルCS南部杯〔1.0.0.0〕
シリウスS〔0.1.2.16〕
白山大賞典〔0.1.1.7〕
レパードS〔0.0.1.0〕

 これといって王道というものはないが、昨年はブラジルC組がワンツー。一昨年も2着に着ており、勢いのある路線。また、シリウスS組は出走数の割りに結果を残せていない印象だが、馬券に絡んだ3頭のシリウスSでの着順は1、4、2着。基本的に好走が条件。

 その一方で、年齢別の成績には特徴がある。

年齢別成績(過去6年)
3歳〔0.2.1.6〕
4歳〔5.2.1.18〕
5歳〔0.2.3.30〕
6歳〔1.0.0.13〕
7~8歳〔0.0.1.4〕

 4歳馬が圧倒的。全体数が少ないものの、3歳馬も決して悪くはない。ただし、勝ち切るまでには至っていないという点には注意。

 4歳馬の中ではアポロケンタッキーを押さえたい。前走のブラジルCでは1番人気に推されながらも8着と敗れたが、2走前のシリウスSで勝ち馬とタイム差なしの3着に好走。他の4歳馬が昇級初戦のタムロミラクル、OP実績のないモルトベーネの2頭だけなら、こちらが第一候補。

 同じくブラジルC組からは3歳馬のラニ。同じ3歳馬ではキョウエイギアが前走のシリウスSで8着に敗れているが、それならもう1頭の3歳馬グレンツェントを押さえる。伏竜S、青竜Sと続けてキョウエイギアに先着しており、こちらの方が望みがありそう。レパードS2番人気1着からの臨戦というのは2012年3着のホッコータルマエと一緒だ。

結論

◎ロワジャルダン
△アポロケンタッキー
△ラニ
△グレンツェント

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