毎年荒れるカペラSですが、距離短縮の関西馬を買えば当たります

重賞データ攻略
カペラS

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 2008年に創設されて以降、1番人気馬が僅か1連対。一昨年は馬連5万馬券が飛び出すなど荒れるレースとして定着しつつあるが、データが導き出したのは…?

関西馬&距離短縮がキーポイント

 先週のチャレンジカップでは14年ぶりに関東馬が優勝したが、ダート界の西高東低は短距離路線でも連綿と続いてきた。

カペラS所属別成績(過去8年)
美浦〔0.2.1.21〕
栗東〔8.5.6.74〕
地方〔0.1.1.6〕

 関東馬の出走数自体もそれほど多いわけではないが、その事実すら西高東低の裏付けでもある。とにかく中心は関西馬で良いだろう。

前走レース別成績(過去8年)
霜月S〔3.3.2.8〕
武蔵野S〔1.1.2.7〕
京都オータムリーフP〔1.1.0.4〕
オータムリーフS〔1.0.1.3〕
エニフS〔1.0.0.1〕
渡月橋S〔1.0.0.0〕
JBCスプリント〔0.1.1.9〕
室町S〔0.1.0.15〕

前走距離別成績(過去8年)
1200m〔0.3.2.55〕
1400m〔7.4.4.34〕
1600m〔1.1.2.9〕

 こうして見ると、前走1200m組が不振。2着馬を3頭出してはいるものの、勝ち馬はゼロ。特に京都ダート1200mの室町S組は4頭がカペラSで1番人気に推されているが、2着が1回あるだけ。東京ダート1400mの霜月Sを筆頭に、1400m~1600mからの臨戦馬が優勢。

 というのも、カペラSの全8回を振り返ると、1分9秒台という決着もザラにあり、最後の急坂も相まってタフなレースになるのが常。1200mよりも少し長めの距離に対応してきた馬に適性のあるレースだと考えられる。

 距離短縮の関西馬といえばエイシンブルズアイダノングッドタールタンニシケンモノノフが該当。初ダートのエイシンブルズアイは流石に未知な面が大きく、他の3頭を中心に考えたい。

タールタン

千四の安定株タールタンは今回久々の1200m(撮影:日刊ゲンダイ)

穴の使者は?

 8番人気以下で馬券に絡んだ馬は7頭いるが、そのポイントは以下の通り。

  • 4~5歳(7頭中6頭)
  • 中1週~中3週(7頭中6頭)
  • 前走1桁着順(7頭中6頭)

 これにバッチリ当てはまるのがノボバカラ。ただし、人気的には上位だろう。前走の着順に目をつぶれば、スウィープアウェイマキャヴィティが浮上。前者は東京ダート1300mで〔4.1.2.1〕、着外も4着が一度あるだけ。後者は2歳時にダート1400mの兵庫JGでニシケンモノノフと半馬身差の2着。どちらも1200mよりやや長い距離に実績があり、激流の1200mに対する適性もあるはず。

結論


ダノングッド
タールタン
ニシケンモノノフ

相手
ノボバカラ
スウィープアウェイ
マキャヴィティ

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