ハンデ重賞チャレンジCは、準OP勝ち直後の馬が買い!
芝中距離のハンデ戦、チャレンジカップ。この条件になってから今年で5年目を迎え、挑戦者達の戦いは更にヒートアップ。激戦必至のハンデ戦をデータで徹底分析。
OP昇級直後でもOK
以前は9月の阪神で開催されていたが、2012年から12月へ移動。別定戦からハンデ戦へ変わり、距離も外回りの1800mへと変更された。ハンデ戦になったことで、実績面のハードルが下がり、準OP勝ち直後という馬の好走も以前より目立つようになった。
準OP勝ち直後の好走馬(過去4年)
2013年 1着 アルキメデス 前走・八坂S1着
2014年 2着 デウスウルト 前走・大原S1着
2014年 2着 フルーキー 前走・清水S1着
2015年 3着 シベリアンスパーブ 前走・秋風S1着
これら4頭の共通点は「10月に準OP勝ち」をしていて、今回のハンデが「54キロ~55キロ」であること。更に、シベリアンスパーブ以外の関西馬3頭には阪神芝1800mで1着か、阪神外回りで重賞3着以内の実績があった。今回、このパターンに当てはまるのがダノンメジャー。2歳時の野路菊Sでは後に京都2歳Sを勝つベルラップ、先のエリザベス女王杯で2着に入ったシングウィズジョイを破って勝利。小牧Jとのコンビで全4勝を挙げており、ここも楽しみだ。
前走で重賞一桁着順なら…
臨戦過程自体はバラバラで、3000mの菊花賞から来た馬もいれば、1400mのスワンSからという馬も。全体の傾向としては以下の通り。
前走クラス別成績(過去4年)
1600万〔1.2.1.5〕
OP特別〔0.1.1.28〕
GIII〔1.2.0.10〕
GII〔1.0.0.1〕
GI〔1.0.1.9〕
斤量別成績(過去4年)
53キロ以下〔0.0.0.10〕
54キロ〔1.2.1.14〕
55キロ〔2.2.2.8〕
56キロ〔0.0.0.11〕
57キロ〔1.1.0.4〕
57.5キロ以上〔0.0.0.6〕
臨戦過程自体はバラバラでも、前走OP特別組は出走数の割りにイマイチ。斤量別成績で見ると、スウィートスポットは54キロ~55キロ。また、「前走が重賞で6~9着」という範囲なら、〔2.1.1.3〕で複勝率は57.1%。この2点をともに満たしたのはタッチングスピーチとブラックスピネルの2頭。
タッチングスピーチは牝馬で55キロという斤量だが、2012年1着のショウリュウムーン(54キロ)、2013年3着のハナズゴール(55キロ)とあるように、牝馬もこれ位の斤量が良い。また、2頭はともに阪神1600mのチューリップ賞勝ち馬で、タッチングスピーチはそこから200m延びた同じ外回りのローズS勝ち馬。更に、前走で重賞6~9着という点も一緒で、類似点は多い。

同コースでの重賞勝ち実績があるタッチングスピーチも“買い”の1頭(撮影:日刊ゲンダイ)
また、穴として挙げるなら前走から斤量が2キロ以上減っているグループ。過去4年で〔2.2.1.14〕と決して打率が高いわけではないが、連対馬の半数が該当。一昨年に9番人気2着したフルーキーや、昨年に11番人気3着したシベリアンスパーブもこのパターン。今年のメンバーで言うと、ヒルノマテーラとフェイマスエンドの2頭が前走から2キロ減。コチラを押さえてみるのも面白いか。
結論
ダノンメジャー
タッチングスピーチ
ブラックスピネル
ヒルノマテーラ
フェイマスエンド
田崎TM

宝塚記念(GI)
払戻金 29万1250円
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山崎TM

宝塚記念(GI)
払戻金 16万4400円
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宮崎(競友)

安田記念(GI)
払戻金 52万1050円
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山崎TM

日本ダービー(GI)
払戻金 11万3900円
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菅TM

オークス(GI)
払戻金 92万7120円
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土屋(競友)

ヴィクトリアM(GI)
払戻金 29万6600円
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田崎TM

NHKマイルC(GI)
払戻金 20万7400円
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