阪神JF上位馬には抗えず チューリップ賞は3着馬探し

重賞データ攻略
チューリップ賞

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 阪神JFの上位2頭、ソウルスターリングとリスグラシューが早くも再戦。2頭で堅いのか、それとも伏兵台頭の余地があるのか、データが導き出したのは…?

外せない阪神JF上位馬

 桜花賞に向けた王道路線と言えるのがこのチューリップ賞。桜花賞はもちろん、阪神JFとも同じ舞台で行われるだけに、関連度は相当なモノ。当レースでは過去10年で前年の阪神JF1~2着馬が〔5.2.2.2〕。馬券を外した2頭を見てみると、

2013年 2番人気9着 ローブティサージュ →阪神JF5番人気1着
2016年 4番人気10着 ウインファビラス →阪神JF10番人気2着

 どちらも阪神JFを5番人気以下で好走していた馬で、ソウルスターリング(阪神JF1番人気1着)、リスグラシュー(同2番人気2着)には無縁の話か。どちらに◎を打つかとなれば、ソウルスターリング。過去10年でチューリップ賞の頭数が13頭以下だった年は3回あるが、結果は以下の通り。

2009年 1番人気1着 ブエナビスタ →阪神JF1番人気1着
2011年 1番人気1着 レーヴディソール →阪神JF1番人気1着
2014年 1番人気1着 ハープスター →阪神JF1番人気2着

 いずれも阪神JFで1番人気2着以内かつ、このチューリップ賞でも1番人気であった。強敵を避けて頭数減→順当な結果というケースは今年にも当てはまる。

ソウルスターリング

2歳女王ソウルスターリング(手前)に抵抗できるようなデータは存在せず(撮影:日刊ゲンダイ)

桜への切符は残り1枚

 阪神JFの上位2頭の信頼度が高く、3着までに与えられる優先出走権を巡る争いは残り1枚の切符をかけた激しい争いになりそう。

前走レース別成績(過去10年)
阪神JF〔5.4.4.8〕
500万〔2.2.1.39〕
エルフィンS〔1.1.2.19〕
未勝利〔1.0.2.18〕
こぶし賞(500万)〔1.0.0.3〕
紅梅S〔1.0.0.9〕
シンザン記念〔0.2.0.1〕

前走距離別成績(過去10年)
1200m〔0.0.0.12〕
1400m〔3.1.0.34〕
1600m〔7.9.9.52〕
1800m〔0.0.1.14〕

 阪神JF組を除けば、前走500万組かエルフィンS組あたりが馬券対象としては妥当な線。今年は紅梅Sの上位2頭がいるが、昨年の勝ち馬シンハライト以外は当レースで人気を背負っていてもサッパリ。

 前述の通り、今年は上位2頭が堅そうなだけに、今回は「3着馬」に焦点を当ててみたい。

チューリップ賞3着馬のポイント(過去10年)

  • 前走5着以内(10頭中9頭)
  • 前走4番人気以内(10頭中8頭)
  • 前走がマイル戦(10頭中9頭)

 上に挙げた3点をクリアしたのは前走の千両賞で4番人気3着だったカワキタエンカ、前走のエルフィンSで1番人気3着だったミリッサの2頭。どちらも桜花賞出走のためには3着確保が絶対条件。この2頭を3着候補にマーク。

結論

◎ソウルスターリング
○リスグラシュー
△カワキタエンカ
△ミリッサ

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