「新潟千直は外枠有利」に異議アリ! データ班がアイビスSDを深く解析

重賞データ攻略
クイーンSアイビスサマーダッシュ

クイーンS

 今年は10頭立てと頭数の少ない中で行われるクイーンS。思い返せば2年前が8頭立てで、アイムユアーズが1番人気に応えての連覇達成。しかしながら、2着に最低人気のスピードリッパーが突っ込んで頭数の割に荒れ模様となった。軸と穴をシッカリと見極めたいところ。

 過去5年を振り返ると、前走がオークス・ヴィクトリアマイルだった馬が〔4.2.3.13〕。勝率18.2%、連対率27.3、複勝率40.9%はかなり優秀な数字。今年はレッドリヴェールがヴィクトリアマイル、ノットフォーマルがオークスからの臨戦。

 レッドリヴェールは2歳時に函館で行われた札幌2歳Sを快勝。当時は極悪馬場だったが、このメンバーならGI馬の意地がある。ちなみに須貝尚厩舎は札幌の芝での複勝率が40.6%。軸としては最適だろう。

 ノットフォーマルは重賞勝ちの実績があって、メンバー唯一の3歳馬。ここ2年は馬券に絡んでいないが、2010~2012年の3年間は3歳馬が3連勝したこともある。2歳時には札幌で未勝利勝ちの実績があるのも心強い。

 では、穴はどれか。前走オークス・ヴィクトリアマイル組意外に目立つのが、前走1600万組。過去5年で〔1.2.1.7〕で、前述のスピードリッパーのように、そこで負けていてもクイーンSでは穴をあけることが多い。過去10年まで広げて、「前走1600万敗退」からクイーンSで馬券に絡んだのは5頭。それらの共通点はどにかく「札幌で勝利経験」があること。たったこれだけのシンプルな話だが、今年のメンバーではノットフォーマル以外にショウナンバーキンしか札幌で勝ったことのある馬はいない。ならば穴はコレだけで十分。

結論


レッドリヴェールノットフォーマル


ショウナンバーキン