重要ファクターはやはり枠順 ダービー「鬼門の枠」に入った馬は…

重賞データ攻略
日本ダービー
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 3歳世代6955頭の頂点を決めるダービー。皐月賞を回避してここに懸けるダノンプレミアム、偉大な父を追い二冠目を目指すエポカドーロ。豊富なタレントが揃ったが、データ班が下した決断は…!?

信頼度高い1番人気

 着順こそ入れ替わっているが、ここ2年は1~3番人気での決着。1~2着に関して言えば、近年は平穏な傾向が強まっている。

人気別成績(過去10年)
1番人気〔4.1.3.2〕
2番人気〔2.1.0.7〕
3番人気〔3.2.1.4〕
4番人気〔0.0.0.10〕
5番人気〔0.4.0.6〕
6~10番人気〔1.1.5.43〕
11番人気以下〔0.1.1.76〕

 勝ち馬は10頭中9頭が3番人気以内。その一方で3着には意外な伏兵が入るケースも散見される。2桁人気となると狙いにくいが、紐には中穴も検討してみたい。

鍵を握る枠順

 先週のオークス、勝ったアーモンドアイこそ7枠13番だったが、2~3着は1枠の2頭。馬自体が強かったのは勿論だが、その強い馬が内枠を引けば信頼は必然的に高まる。1コーナーまでの距離が短い東京2400mは枠順の内外が鍵になるのだろう。

枠順別成績(過去10年)
1枠〔5.2.1.12〕
2枠〔1.1.3.15〕
3枠〔1.0.0.19〕
4枠〔0.3.2.14〕
5枠〔1.1.1.17〕
6枠〔1.2.1.16〕
7枠〔1.1.1.27〕
8枠〔0.0.1.28〕

 1枠と8枠の対照的な成績がとにかく目立つ。最内の1枠1番は〔4.2.1.3〕と圧倒的な成績を誇り、馬券を外した3頭は9,11,7番人気で、5番人気以内であれば〔3.1.1.0〕。皐月賞回避が不安材料のダノンプレミアムだが、1枠1番の絶好枠なら有無は言わずに◎を打てる。

ダノンプレミアム

最高の枠順を引き当てたダノンプレミアム(撮影:日刊ゲンダイ)

 その一方で15番より外の枠は〔0.0.1.38〕。ここに入ったのはステルヴィオジェネラーレウーノワグネリアンサンリヴァルの4頭。皐月賞の2~3着馬と1~2番人気馬という有力馬達だが、馬券的には一歩後退。

皐月賞好走馬か皐月賞上位人気馬か

 過去10年の勝ち馬10頭のうち8頭までが前走・皐月賞組。残る2頭は京都新聞杯とNHKマイルCからの臨戦だった。前述の通り、前走・皐月賞組の有力馬が軒並み外枠に並んだ今年は難解なレースになりそうだ。

前走レース別成績(過去10年)
皐月賞〔8.7.4.63〕
京都新聞杯〔1.1.1.18〕
NHKマイルC〔1.0.1.28〕
青葉賞〔0.2.3.22〕
プリンシパルS[0.0.1.10]
毎日杯〔0.0.0.2〕

 まずは皐月賞組について検討していくのが筋だろう。

皐月賞組の前走着順別成績(過去10年)
1着〔2.1.2.4〕
2着〔1.1.0.8〕
3着〔2.1.0.5〕
4着〔1.1.0.6〕
5着〔1.0.0.5〕
6~9着〔0.2.1.11〕
11着以下〔1.1.1.24〕

 こうして見ると、皐月賞で着順の悪かった馬、力を出し切れなかった馬の巻き返しが珍しくない。皐月賞で4着以下→ダービーで3着以内に好走、のパターンは9頭。この9頭全馬が「皐月賞で5番人気以内」と人気に推されていた馬だった。

 また、この9頭中7頭に東京コースでの連対実績、もしくは東京コースの重賞で0.3~0.4秒差があった。皐月賞で人気に応えられなかった東京コース向きの馬が逆襲、というのがポイント。これに当てはまるのはオウケンムーンステルヴィオワグネリアンの3頭だが、ステルヴィオワグネリアンは不利な外枠。それなら初の東京だが、皐月賞3番人気5着、3枠5番を引いたキタノコマンドールを狙ってみたい。

 今年の皐月賞は7,9,8番人気での決着。過去10年、皐月賞6番人気以下→ダービー3着以内というパターンは2頭しかおらず、その共通点は「皐月賞3着以内」「2走前に重賞勝ち」「皐月賞トライアル不出走」の3点。これに当てはまるのが皐月賞8番人気3着のジェネラーレウーノだが、生憎の8枠16番。押さえるとしても3着までか。

別路線組からはこの2頭

 皐月賞組以外からも選んでいきたいが、前提となるのは乗り替わりの有無。前走から鞍上が乗り替わっていた場合、過去10年で〔0.2.3.51〕。積極的には狙いづらく、鞍上が継続騎乗の馬から選ぶのがベター。

 まず挙げたいのが青葉賞を勝ったゴーフォザサミット。皐月賞トライアル敗戦→青葉賞6番人気1着、そしてハーツクライ産駒といえば、2011年2着のウインバリアシオンと全く同じ。昨年、レイデオロで栄冠を手にした藤沢和厩舎だけに不気味な存在。

 もう1頭は3戦無敗、毎日杯の勝ち馬ブラストワンピース。皐月賞・青葉賞組以外で馬券に絡んだのは6頭いるが、うち5頭が前走3番人気以内、4頭が前走を0.1秒差以上の着差で勝利していた。そして自身も東京コースで2戦2勝、当舞台も経験済みと強調材料も十分だ。

結論

◎ダノンプレミアム
△オウケンムーン
△キタノコマンドール
△ゴーフォザサミット
△ブラストワンピース

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