今年も難解な目黒記念 データ班は手広く6頭ピックアップで

重賞データ攻略
目黒記念
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 ダービーの余韻も覚めやらぬ中、トリを飾る伝統のハンデ重賞・目黒記念。昨年の覇者フェイムゲームを始めとする古豪の意地か、若手の勢いか。難解な一戦をデータ班はどう見る?

意外と堅実な1番人気

 例年、出走メンバーの実力が拮抗しており、ハンデ戦らしく馬券妙味も十分な一戦。まずは人気別の成績を見てみよう。

人気別成績(過去10年)
1番人気〔1.5.1.3〕
2番人気〔0.1.1.8〕
3番人気〔2.0.1.7〕
4番人気〔1.1.1.7〕
5番人気〔1.0.0.9〕
6~10番人気〔4.2.4.40〕
11番人気〔1.1.2.67〕

 1番人気が過去10年で6連対なら上々。1着こそ1回のみだが、軸としては侮れない。勝ち馬に関しては単勝オッズ15.0~20.0倍が4勝。その一方で3着馬はどのオッズ帯からも満遍なく出ており、3連系の馬券を買う際の紐候補は選択肢が広い。

やや若馬の勢いが優る

 長距離戦といえば高齢馬の出走も多いが、ここではどうだろうか。

年齢別成績(過去10年)
4歳〔3.2.4.25〕
5歳〔2.7.2.30〕
6歳〔2.1.1.33〕
7歳以上〔3.0.3.52〕

 5歳馬が連対率22.0%・複勝率26.8%。これに続くのが4歳馬で連対率14.7%・複勝率26.5%。ただし、高齢馬も出走数が多いだけで、好走例も珍しくないので注意が必要。

東西別成績(過去10年)
関東馬〔2.4.5.55〕
関西馬〔8.6.5.86〕

 1~2着に関しては関西馬が優勢。ただし、騎手の所属別成績では東西で大きな差はない。

臨戦過程で目立つのは…

 ハンデ戦ということに加えて、日程的な面からもハッキリとした臨戦過程の傾向は見えづらいが、天皇賞(春)組とメトロポリタンS組が一歩リードか。

前走レース別成績(過去10年)
天皇賞(春)〔2.2.1.20〕
メトロポリタンS〔2.2.3.34〕
ダイヤモンドS〔1.0.1.0〕
有馬記念〔0.0.2.0〕
1000万〔0.0.1.2〕
1600万〔1.2.0.17〕
OP特別〔4.4.4.55〕

 実績面で問われるのは2点。過去10年の連対馬20頭中15頭に東京芝で3着以内、20頭中16頭に芝2400m以上のレースで勝利経験があった。前者は例外の5頭中3頭が東京芝未経験、残る2頭には東京芝の重賞で4~6着があった。後者は例外4頭中3頭に2~3着があり、残る1頭は芝2400m以上のGIで4着があった。

 前述の実績面と、冒頭で述べた「4~5歳」「関西馬」を加味すると、天皇賞(春)組からはチェスナットコート、メトロポリタンS組からはノーブルマーズホウオウドリームリッジマンが候補に挙がる。

チェスナットコート

天皇賞・春ではコンマ3秒差の5着に好走したチェスナットコート(撮影:日刊ゲンダイ)

年長馬で狙うなら?

 昨年と同じローテで連覇を狙う8歳馬フェイムゲームだが、ハンデは前走よりも0.5キロ増えて59キロ。当レースでは58キロが過去10年で〔1.1.1.5〕だが、58.5キロは〔0.0.0.2〕。59キロの出走例こそないものの、流石に楽ではない。

 同じ高齢馬なら狙い目はサウンズオブアース。有馬記念以来だった馬は2頭が出走し、ともに3着。その2頭はどちらも有馬記念で勝ち馬から0.7秒差だった。サウンズオブアースは前走の有馬記念で0.6秒差。条件的には好走も可能と言える。

 もう1頭侮れないのが、現在リーディングトレーナーを独走中の藤原英厩舎が送り出すパフォーマプロミス。今年、M.デムーロJとのコンビでは〔5.3.0.5〕で連対率61.5%。6歳馬ながら、キャリアはまだ12戦と若い。1番人気に支持される可能性もあり、そうなれば無視できない。

結論

チェスナットコート
ノーブルマーズ
ホウオウドリーム
リッジマン
サウンズオブアース
パフォーマプロミス

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