データ班が重視するのは「格」 札幌記念の軸はこの2頭で

重賞データ攻略
札幌記念
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 過去2年の勝ち馬に加え、ダービー馬を始めとしたGIウィナー、夏の北海道で好走した洋芝巧者や成長著しい3歳馬など、名物GII戦に相応しいメンバーが揃った。秋のGIロードを占う一戦、データ班の結論は?

1番人気は堅実も…

 昨年は6番人気と12番人気で決着し、馬連は37670円の大荒れ。ここ最近は隔年で波乱が起こっている印象もあるが、1番人気にはそれなりの安定感がある。

人気別成績〔過去10年〕
1番人気〔2.5.1.2〕
2番人気〔2.0.2.6〕
3番人気〔0.0.1.9〕
4~5番人気〔4.2.3.11〕
6~10番人気〔2.2.2.44〕
11番人気以下〔0.1.1.42〕

 2桁人気馬が馬券に絡んだのは過去10年で2回だけ。1番人気は10頭中8頭が馬券に絡んでおり堅実だが、1着は2回のみ。特に単勝1倍台に推された4頭は全て2着と、取りこぼすケースも珍しくない。勝ち馬の半数は単勝10倍台の馬で、頭で狙うならその辺りの伏兵か。

狙い目の世代は?

 前段で昨年は荒れた、と述べたが、その昨年2着馬は8歳馬。過去10年で7歳以上の高齢馬は未勝利だが、決して狙えないことはない。

年齢別成績(過去10年)
3歳〔1.1.1.8〕
4歳〔3.1.1.23〕
5歳〔3.4.5.28〕
6歳〔3.1.1.25〕
7歳以上〔0.3.2.30〕

 7歳以上は勝利がない分、連対率は他の世代よりも劣るが、複勝率で見れば遜色がない。とはいえ、最も安定感があるのは成熟した5歳馬。こちらは複勝率30.0%でトップの成績。

 3歳馬に目を移すと、連対した2頭はともにGI勝ち馬。3着のレインボーラインにしてもNHKマイルC3着があり、アイトーンゴーフォザサミットの2頭は実績的にもう一声欲しいところか。

 一方、牝馬は〔2.1.2.17〕という成績。そのうち今回4番人気以内なら〔2.1.1.2〕と信頼度アップ。今回のメンバーで上位人気が予想されるのはモズカッチャン。狙うとすればココか。

海外遠征帰りに要注意

 例年、サマー2000シリーズと北海道開催の流れで函館記念からの臨戦組が数多く存在するレース。今年はその函館記念組が3頭と少ないが、結果にどう響くのだろうか。

前走レース別成績(過去10年)
函館記念〔4.3.4.37〕
宝塚記念〔2.2.1.5〕
1600万〔0.0.0.5〕
OP特別〔0.0.0.14〕
GIII〔7.3.4.58〕
GII〔0.1.0.9〕
GI〔3.4.6.19〕
海外〔0.2.0.6〕

 基本的に1600万やOP特別からの臨戦組は割引き。前走・GI組の複勝率が40%を超えているように、「格」が重要になる。ただし、海外遠征帰りの馬は一息で、連対した2頭は共に当レース1番人気の馬。全馬が人気以下の着順に終わっており、こちらもやや割引きたい。

 函館記念組は前走3着以内なら〔1.2.4.11〕と、好走率はまずまず。ただし、前走6~9着のグループが〔3.1.0.10〕となっており、2桁着順でなければ狙える範囲と考えられる。サクラアンプルールスズカデヴィアスナイトオブナイツの3頭が候補に挙がる。

決め手は「実績」で

 「格」を重視する以上、やはり実績面がポイントになる。今回は以下の3点に注目。

札幌記念連対馬のポイント(過去10年)

  • 重賞1着馬(20頭中17頭)
  • GIで5着以内、5番人気以内、0.5秒差以内のいずれかに該当(20頭中14頭)
  • 右回りの芝2000mで1着(20頭中15頭)

 上記3点をクリアした馬の中から前述のモズカッチャン以外の海外遠征明けの馬を除くと、マカヒキミッキースワローの2頭が浮上。ともに国内の中距離GI戦線で健闘と、好走の下地は十分で、軸はこの2頭。

マカヒキ

ダービー馬ということで実績十分のマカヒキ(撮影:日刊ゲンダイ)

結論


マカヒキ
ミッキースワロー

相手候補
モズカッチャン
サクラアンプルール
スズカデヴィアス
ナイトオブナイツ

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