「早目早目」で総崩れの先行勢 大外から飛んできた軽ハンデ馬
鮮やかな大外一気 サラス
前半1000m通過の59秒8はそれほど速くないと思われたが、結果的には後方待機勢が1~5着を独占。残り800mからの3ハロンが34秒3と速い一方で、ラスト1ハロンが12秒8も要した。好位~中団の馬達が早目早目に仕掛けたことで、先行勢には厳しい流れになったと言える。
サラスは、自分の形の競馬を徹底したことが結果に繋がったと言えよう。これまでは2200mや2400mといった長めの距離や外回りコースを使ってきたが、一瞬の脚が生きるコースの方が、適性はより高かったということだろう。
2着レッドランディーニは、勝ち馬にハナ差だけ交わされはしたが、その勝ち馬と同様に大外を回して一旦は先頭。こちらは直線の長いコースの方が合っているタイプだろう。
3着スカーレットカラーは、斤量を考えればよく走ったと言える。この馬は色々な形の競馬ができるのがとにかく強味。今後、相手が強くなったとしても、上位争いが可能な素質の高さがある。
4着センテリュオは、後方からよく追い込んできてはいるが、上位馬との斤量差を考えれば、この辺りまで追い上げるのが精一杯だったのだろう。
モーヴサファイアやフローレスマジックは、ハンデ戦で斤量を背負っている中、勝ちに行く強い競馬を試みたことが結果的にアダとなった。今回のような展開で押し切れるほどの力が現状ではなかったということだろう。
宮崎(競友)
高松宮記念(GI)
払戻金 21万8420円
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飯本(競友)
高松宮記念(GI)
払戻金 18万0780円
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前田(競友)
日経賞(GII)
払戻金 15万2790円
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