武豊ロイカバードが２勝目　５億円対決・第２戦でのリベンジは…

再び「５億円対決」へ　ロイカバード

1/11(月) 京都9R 福寿草特別(500万下) 芝2000m
ロイカバード　牡　馬体重：450kg
騎手：武豊　厩舎：(栗) 松永幹
生産： ノーザンファーム
父：ディープインパクト
母：アゼリ（Jade Hunter）
初勝利時の評価：★★★★★★★　7点〔GIIIクラス〕

道中は中団の後ろから。３角辺りから徐々に押し上げて４角では先団に取り付き、アッサリと抜け出して後続の追撃も振り切った。大外を回っての順当勝ちといった印象。ただし、新馬戦で敗れたサトノダイヤモンドと比べると、今回の勝ちっぷりにインパクトを欠くのもまた事実。次戦はきさらぎ賞が予定されており、そこでサトノダイヤモンドとの再戦になる公算が高いが、初戦の差を引っくり返す材料があったとは言いづらい。よって、ダービーの想定単勝オッズは12.0倍（９番人気）に据え置きとした。

日本ダービー　想定単勝オッズ

１番人気　リオンディーズ　4.5倍
２番人気　シルバーステート　5.0倍
３番人気　ハートレー　6.0倍
４番人気　サトノダイヤモンド　6.5倍
５番人気　スマートオーディン　7.0倍
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（→）９番人気　ロイカバード　12.0倍

圧倒的人気に応えて福寿草特別を制したロイカバード（撮影：日刊ゲンダイ）

長所

馬格の割りにストライドが大きく、スピードに乗ると素晴らしい伸びを見せる。折り合い面に不安はなく、反応の良さもあって大崩れのしづらいタイプでもある。１戦毎に着実に成長しており、まだまだ今後も伸びシロがある。

短所

まだ瞬発力の面では成長途上といった印象があり、多頭数の揉まれる競馬にも不安が残る。今日のように大外を加速して上がって行ける展開ならいいが、瞬間的な加速が必要とされる場面では脆さがありそう。