秋華賞で注目 良血牝馬アドヴェントスに★7つ評価

優馬2歳馬チェック

全姉2頭はGI馬 期待大きい アドヴェントス

5/14(土) 東京5R 3歳未勝利 芝2000m
アドヴェントス 牝 馬体重:464kg
★★★★★★★ 7点〔GIIIクラス〕
騎手:福永 厩舎:(美) 福永
生産:キャロットファーム
父:ジャングルポケット
母:アドマイヤサンデー(サンデーサイレンス)

デビューがここまで遅くなったように、まだ全体的に成長途上というのは陣営も認めるところ。走りもまだ軸の入りきっていない印象もあったが、追い出されてからはしっかりした走り。それほど強いメンバーではなかったが、アッサリと勝負を決めた。

アドヴェントス

能力の違いでデビュー戦を制した良血馬アドヴェントス(撮影:日刊ゲンダイ)

馬体診断

シルエットのバランスの良さは姉達と同様。それよりも少し馬体重は少ないが、それでも大きく見せている。筋肉の付き方などを見ると、まだまだ成長の余地を残しているだけに、今後の伸びしろも大きそう。適性は芝の中距離で問題ないだろう。

血統診断

全姉のトールポピーは阪神JF、オークスを勝ち、アヴェンチュラは秋華賞1着にエリザベス女王杯2着。さらに全兄のフサイチホウオーは重賞3勝で皐月賞3着。走る血統なのは間違いない。好調期が短いのか、ピークを過ぎるとパタっと走らなくなる傾向もあるが、勢いに乗っている間はとにかく走る。

馬券の狙い目→本格化は秋以降、もしくは来年以降だが、既成勢力を打ち負かす素質あり。中距離路線、秋華賞やエリザベス女王杯で狙いたい。