【天皇賞・秋】イクイノックスが「差し切れない」可能性も 昨年とは“雲泥の差”の1頭

とっておき〇〇馬
天皇賞(秋)

天皇賞・秋:とっておき推奨馬

二代目・穴の料理人 編集・大木(競友)

ジャックドール

「昨年の天皇賞(秋)は強力な同型パンサラッサがいてハナを譲った事までは仕方ないが、かといって鈴を付けに行く様子もなく、本馬のパフォーマンスをフルに発揮できるレース運びではなかったのは、火を見るよりも明らか。それでもダノンベルーガとは半馬身差とそこまで差がなかったように、地力の高さは間違いない。振り返ると昨年は調整過程においても中間の稽古から行きっぷりも冴えず、仕掛けてからの反応もパッとせずと、全く状態は良く見えなかった。ところが今年は中間の坂路の本数だけでも昨年の3本から7本と大幅に増えており、1週前のCWで81.1-65.1-49.9-35.6-11.1と中身の濃い調整過程を踏んでいる。最終追いも単走で楽に5F65秒4をマークし、昨年とは雲泥の差ともいえるデキの良さをアピール。2000mでメンバー最多の8勝を誇り、加えて1分57秒台の好時計勝ちが3回もあるように距離適性はここでも最上位といえよう。今年は同型不在で単騎逃げ濃厚なメンバー構成。道中スローに落とさず、後続に脚を使わせる淀みない流れを刻めれば逃げ残りは十分ある」

ジャックドール

GIタイトルも手にした得意の2000m戦で2強にひと泡吹かせたいジャックドール

筆者:


1996年千葉県生まれ。2019年入社。 競馬に興味を持つキッカケとなったのは、高校1年生の時にテレビ中継で観た2012年の凱旋門賞。オルフェーヴルの走りに魅了され、この世界へ。馬術経験もあり、大学卒業後は競馬に携わる仕事をしたいと考えていたところ、山崎TMのTwitterで募集を知り応募。現在に至る。