シルクの良血ディープ産駒が柴山を背に… テルツェットの★評価
名牝ミエスクの血が騒ぐ テルツェット
12/7(土) 中山5R 2歳新馬 芝1800m
テルツェット 牝 馬体重:422kg
★★★★★★ 6点
騎手:柴山 厩舎:(美) 和田郎
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング
父ディープインパクト
母ラッドルチェンド(Danehill Dancer)
スタートの出は悪くなかったが、行き脚が付かず中団から。道中はインで立ち回り、勝負所では進路を徐々に外へ持ち出して直線へ。手前を替えた瞬間に内へモタれかけたが、すぐに持ち直すとグングンと加速。坂上で前を捉えると、最後は流すくらいの余裕を見せて完勝。小柄な牝馬だが、稍重の馬場や急坂も苦にせず、強い勝ち方だった。鞍上の柴山Jも「センスがいい」と高評価。
![テルツェット](https://umakeiba.com/wp-content/uploads/2019/12/19a5e5af95751cd7cd866d6034d01797-640x459.jpg)
好内容でデビュー戦を制したテルツェット(撮影:日刊ゲンダイ)
馬体診断
422キロと小柄な牝馬だが、コンパクトな造りをしており、胸前やトモのボリュームも十分にあって線の細さは感じさせないシルエット。まだ成長途上ではあるが、重心が低くパワフルな脚捌き。それゆえに稍重の馬場や急坂にも対応したのだろう。1800mでのデビューだが、体型的には2000mよりも1600m向きの印象。
血統診断
母ラッドルチェンドは未勝利に終わったが、血統背景は素晴らしく、半弟にリアルスティール(ドバイターフ)、半妹にラヴズオンリーユー(オークス)がいる。血統に詳しい方ならもうお解りかと思うが、本馬の曽祖母は超の付く名牝ミエスク(BCマイル連覇などGIを10勝、キングマンボなどの母)で、世界的な良血馬と言っても差し支えない。母父は2歳時に芝1200m~1400mでGIを2勝。全体的には仕上がり早のマイラータイプという評価。
馬券の狙い目→パワーがあり、渋った馬場や急坂もOK。血統や馬体からマイル向きといった印象で、フェアリーS(中山芝1600m)といった条件が面白そう。
馬場TM
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7/27(土)新潟1R
払戻金 92万5000円
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土屋(競友)
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_48_184x184.jpg)
7/21(日)福島1R
払戻金 65万5200円
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菅TM
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_19_184x184.jpg)
7/20(土)福島11R
払戻金 41万4000円
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優馬 2歳馬チェック
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