伝統のハンデ戦・日経新春杯は、明け4歳馬に注目

重賞データ攻略
日経新春杯

重い斤量は× 近走の距離が短いのも×

 過去5年で57キロ以上を背負った馬は〔1.0.1.7〕。勝ったのは前走の有馬記念で3着していたトゥザグローリー、3着に入ったのは前年のJC1着(直後の有馬記念は出走取消)だったローズキングダム。重い斤量を課せられた馬は前走で好走していることが条件となる。

 そう考えると、58キロのダコールや57キロのダービーフィズには手を出しづらい。58キロのサトノノブレスは前走の金鯱賞で3着。実は中京芝2000mからの臨戦馬がここ3年で毎年1頭は馬券に絡んでいる。重い斤量でも押さえるならこの馬だろう。

前走が中京芝2000mだった馬
2013年 4番人気3着 トウカイパラダイス→前走・金鯱賞4着
2014年 4番人気3着 フーラブライド→前走・愛知杯1着
2015年 10番人気2着 フーラブライド→前走・愛知杯6着

 前走が芝2400m以上の距離だった馬は1~3着馬の15頭中8頭、近2走のどちらかが芝2400m以上の距離だった馬は15頭中12頭。近2走の距離がどちらも短い距離の馬は割引きが必要だろう。

 高齢馬でも重斤量の馬でもなく、近2走のどちらかで2400m以上の距離を使われていた馬というと、レーヴミストラルベルーフ以外ではシュヴァルグランプロモントーリオの2頭。4歳馬シュヴァルグランは2400mで3戦3勝、プロモントーリオは1年以上の休み明けを勝利するなど、ポテンシャルの高さは証明済み。

結論

レーヴミストラル
ベルーフ
シュヴァルグラン
プロモントーリオ
サトノノブレス