シンハライトが、桜花賞&オークスの有力候補に浮上
先週の3歳重賞・京成杯を制したのはプロフェットだったが、皐月賞ならまだしもダービーの想定単勝オッズで上位とするにはインパクト不足。一方、京都で行われた牝馬限定のOP・紅梅Sをハナ差制したシンハライトは、桜花賞・オークスでも脈アリな予感。
「ハナ」差の接戦を制して賞金加算 シンハライト
1/17(日) 京都10R 紅梅S(OP) 芝1400m外
シンハライト 牝 馬体重:430kg
騎手:池添 厩舎:(栗) 石坂
生産:ノーザンファーム
父:ディープインパクト
母:シンハリーズ(Singspiel)
初勝利時の評価:★★★★★★ 6点〔OPクラス〕
やや出遅れて中団~後方を追走。3コーナーから徐々に外を押し上げていき、直線でもシッカリと末脚を伸ばして前を差し切った。2着のワントゥワンにはハナ差まで詰め寄られたが、ここを勝ったことで賞金を1400万まで積み上げることに成功。大きな大きなハナ差である。1F11秒台が続くラップに対応できたのも収穫。10月に新馬戦を勝ち上がってから間隔を3ヵ月あけた効果は大きく、今後にも期待が持てそうだ。
オークス 想定単勝オッズ
1番人気 メジャーエンブレム 3.5倍
2番人気 ルフォール 6.5倍
3番人気 ウインファビラス 8.0倍
4番人気 デンコウアンジュ 10.0倍
5番人気 アグレアーブル 11.0倍
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(↑)7番人気 シンハライト 13.0倍

紅梅Sを勝ったシンハライト(緑帽)が桜花賞&オークスの有力馬に浮上(撮影:日刊ゲンダイ)
長所
小柄なタイプだが、まとまりがあって柔らかさも感じる。今回は1400mへ距離短縮となったが、ストライドに伸びやかさがあり、距離は延びても良さそうなタイプ。外回りや直線の長いコース向き。新馬戦は前半3F35秒9の流れを3番手追走と、ポジショニングの自由度もある。
短所
今回で見せたゲートでの立ち遅れは本番では致命傷となりかねない。初戦時もそれほどポンと出た印象はなく、課題はこの点だろう。兄のアダムスピーク・アダムスブリッジは新馬から2連勝の後が一息。姉リラヴァティはそうでもなかったが、今後の成長力にはやや不安を残すか。
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