コントレイル弟らを“あっさり”撃破 「スケール違う」ライラックに★7つ
10月好調の相沢厩舎でも別格の一頭 ライラック
10/16 (土) 東京5R 2歳新馬 芝1800m
ライラック 牝 馬体重:434kg
★★★★★★★ 7点
騎手:M.デムーロ 厩舎:(美浦)相沢郁
生産:杵臼牧場
馬主:芹澤精一
父:オルフェーヴル
母:ヴィーヴァブーケ(キングカメハメハ)
コントレイルの全弟サンセットクラウドや、近親にミッキークイーンを持つエピファニーなど期待馬が集まった一戦。勝利したのは10月の2歳新馬戦で(本馬を含む)4勝を挙げている好調の相沢厩舎が送り出したライラック。本馬は好スタートを決め道中は好位で折り合うと、直線は軽く促しただけで先頭に立ち、そのままノーステッキで押し切ってみせた。上がり3Fは33秒9をマーク。最後は2着馬に詰め寄られはしたが、こちらが本気で追っていないことからも着差以上に強い内容。ここまで新馬を勝ち上がった厩舎の僚馬たちとは、スケールの違う勝ちっぷりで先々が楽しみだ。

ブラックホールの半妹ライラックがノーステッキで楽勝!
・馬体診断
牝馬だが、パドックでもテンションが変に上がる事なく落ち着きをはらっていた。434キロと体はコンパクトだが、バランスがとれた品のある好馬体。手先も軽く、いかにも切れそうなタイプで、その辺りは兄に似ているイメージ。まだ馬体は成長途上の印象で、これからもっと良くなりそうだ。
・血統診断
祖母が桜花賞2着のブルーリッジリバーで、半兄に札幌2歳Sを制したブラックホールがいる血統。母が相沢厩舎の管理馬で、その仔も全て相沢厩舎でデビューしており、厩舎縁のファミリーといえる。本馬は父がオルフェーヴルのため、更なる爆発力を秘めていておかしくない。血統的に距離の融通も利き、守備範囲は広そう。
【将来性まとめ】→ 厩舎所属で、本馬の調教にも跨っている石川裕紀人騎手が「クラシックにも乗れる馬」と、素質をデビュー前から評価するほど期待は大きい。馬体もまだまだ良くなる余地を残しており、今後の飛躍に注目したい!
板子TM

日本ダービー(GI)
払戻金 20万0500円
的中買い目を見る
大江原TM

日本ダービー(GI)
払戻金 19万6050円
的中買い目を見る
土屋(競友)

6/3鳴尾記念(GIII)
払戻金 7万8000円
的中買い目を見る
日本ダービー特集
2023年日本ダービー特集
日本ダービーの出走予定馬、予想、単勝オッズ、結果、動画、歴代優勝馬、騎手・調教師データ、ゴール前写真、歴史などを紹介する特集ページ。『優馬本紙馬柱で振り返る日本ダービー』などオリジナルコンテンツも充実しています。
優馬 現3歳馬チェック
優馬 現3歳馬チェック
6月~12月に初勝利をあげた2歳馬(現3歳馬)を全頭チェック! 馬体は? 血統は? レース内容は? 総合的に判断をし、★評価をつけていきます。翌年のクラシック有力候補がきっと見つかるはず!