【オーシャンＳ】勝率100％のデータに当てはまる“鉄板級”の１頭とは

～過去10年のオーシャンＳの傾向分析～

◇年齢別成績
・４歳　　〔２.１.２.24〕
・５歳　　〔６.２.４.32〕
・６歳　　〔１.５.１.26〕
・７歳以上〔１.２.３.48〕

◇前走クラス別成績（※地方を除く）
・Ｇ１　　〔１.１.３.７〕
・Ｇ２　　〔０.１.０.９〕
・Ｇ３　　〔２.６.３.54〕
・オープン〔６.２.３.40〕

過去10年で５歳馬が最多６勝をマークしている。この５歳馬について分析すると、前走オープン特別で連対した馬に限れば〔３.０.０.０〕とパーフェクトな成績を残している。

今年は上記に該当する馬がスマートクラージュ、デトロイトテソーロ、ビオグラフィーと３頭が出走している。しかし、中２週とタイトなローテーションとなる北九州短距離Ｓ組は〔０.０.０.５〕と不振傾向にあることから、今年はスマートクラージュ（栗東：池江寿厩舎）に注目する。

２戦２勝の1200ｍで重賞Ｖ狙うスマートクラージュ

本馬は1200ｍに転向後、３勝クラス～オープンと２連勝中と勢い十分。前走で大幅に持ち時計も短縮し、脚質に幅を増して重賞でも通用する下地はできたとみていいだろう。さらに今回コンビを組む戸崎圭太騎手は、過去10年のオーシャンＳで〔２.０.１.２〕と好成績を残しており、単勝回収率312％・複勝回収率166％と馬券的にも狙い目だ。（優馬データ班）