トップハンデのルージュバックは押さえまで データ班の◎は…
古馬の牝馬路線は改めて整備されつつある状況で、ターコイズSの新設や愛知杯&京都牝馬Sの日程変更・距離変更によって中山牝馬Sの傾向も変わってきそうだが…。
第一関門は距離実績&重賞実績
牝馬限定のハンデ重賞ともなれば、毎度のことだが難易度は高い。それでも、前提となる取捨のポイントは以下の2点(2012年以降の4年間の結果より)。
- 1800m以上の距離で勝利経験(1~3着馬の例外は昨年の3着馬だけ)
- 重賞で3着以内の実績(1~3着馬12頭中9頭が該当)
重賞実績のなかった馬のうち、2着馬に準OP勝ち直後の馬が2頭いるものの、今年のメンバーにはそのパターンは不在。となれば素直に重賞実績を重視してもいい。この2点だけで、アースライズ、シングウィズジョイ、ノボリディアーナ、メイショウスザンナ、リーサルウェポン、ルージュバックの6頭まで絞られた。
トップハンデ馬は苦戦?
昨年こそトップハンデ馬の2頭が連対したが、その昨年はトップハンデが5頭横並びで、しかも54キロと比較的軽量。それ以前にトップハンデ馬が馬券に絡んだ例は2009年1着のキストゥヘヴンまで遡る必要がある。トップハンデで56キロを背負うノボリディアーナとルージュバックは押さえまで、といったところか。
斤量面で更に言えば、前4年の1~3着馬はすべて前走からの斤量増減が±1キロ以内。大幅な斤量の増減はマイナス材料になりそう。
ステップ面では愛知杯を経由してきた馬が〔2.2.2.12〕とまずまずの成績。前走の愛知杯からプラス1キロで収まっているアースライズを本命に推す。次点は54キロの京都牝馬Sを挟み、マイナス3キロとなるリーサルウェポン。
![アースライズ](https://umakeiba.com/wp-content/uploads/2016/03/c40c2ac8123e1251a9bcc3cc4c2511b5.jpg)
54キロという“適度”な斤量を背負うアースライズを中心視(撮影:日刊ゲンダイ)
気になるのは新設重賞となったターコイズSを制したシングウィズジョイ。2010年以降、中山の芝1600mを勝った馬が、次走で中山の芝1800mに出走した場合、〔2.3.2.17〕という成績。内外回りや距離は違うが思ったほど悪くはないか。これを▲に。
以下、ノボリディアーナ、ルージュバック、メイショウスザンナは△の評価。
結論
◎アースライズ
○リーサルウェポン
▲シングウィズジョイ
△ノボリディアーナ
△ルージュバック
△メイショウスザンナ
土屋(競友)
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_48_184x184.jpg)
7/21(日)福島1R
払戻金 65万5200円
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菅TM
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_19_184x184.jpg)
7/20(土)福島11R
払戻金 41万4000円
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前田(競友)
![](/wp-content/themes/simplicity/images/yosoka/yosoka_37_184x184.jpg)
6/22(土)東京11R
払戻金 77万1270円
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優馬 2歳馬チェック
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