【アンタレスＳ】ギャンブラーなら「買うべき」２頭　弱点がある。だから人気がない。

アンタレスＳ：とっておき穴馬

馬の背で培った相馬眼　石川ＴＭ（競友）

フルデプスリーダー

「“この馬は本当にゲートが問題なんだよな”と斎藤誠師。確かに前走は大出遅れ、その前は発走前にゲート内で立ち上がり競走除外と、昨秋はまともに競馬ができていなかった。正直、マイナスなコメントで買えないかなと思っていた矢先、“でも、ゲートさえ出てくれれば勝ったと思っていいよ、と西村淳騎手には伝えてある”との師の言葉が…。思えば３、４走前はしっかりと発馬を決めてオープンと重賞を連勝しているではないか。美浦でやり残したことはないという確固たる自信を持って臨む今回、確かに前走騎乗時の石川裕紀人騎手も“抜群の手応えを感じていた”と語っていたし、発馬次第ではあるが、決まれば一発の可能性大。これほどギャンブラーの血が騒ぐ馬はいない」

現場での評価がすこぶる高いフルデプスリーダー(右)(写真は’21年錦秋S)

二代目・穴の料理人　編集・大木（競友）

ロードブレス

「アンタレスＳは過去１０年で逃げ馬の勝利はなく、一方で上がり最速をマークした馬が６勝と決め手を重視すべき一戦。今年は同舞台の阪神ダート１８００ｍで、後にＧI馬となるテーオーケインズ、メイショウハリオら強豪相手にＧIII２・３着の好走歴があるこの馬に注目したい。今回は長期休養明けになるが、速い時計を出さない奥村豊厩舎にしてはそれなりの時計をマーク、馬自身が鉄砲駆けするタイプのため久々でも走れる態勢は整っている。一線級不在の今年のメンバーなら、差し切る可能性も十分に秘めている！」