ロスなく立ち回って出走権ゲット　Ｖピサ産駒アジュールローズ

最後の１枚は根性でゲット　アジュールローズ

5/7(土) 東京11R プリンシパルＳ(ＯＰ) 芝2000m
アジュールローズ　牡　馬体重：494kg
騎手：ボウマン　厩舎：(美) 古賀慎
生産： ノーザンファーム
父：ヴィクトワールピサ
母：ヴィアンローズ（Sevres Rose）
初勝利時の評価：★★★　3点〔500万クラス〕

ダートでデビューして２戦目での勝ち上がり、そして芝のマイル戦で４着。そこから距離延長で2000ｍの500万条件を勝ち上がってダービートライアル挑戦、というのが同馬の臨戦過程。勝ち時計は近年ではルーラーシップに次ぐものだが、全体的に時計の出る馬場で過信は出来ない。最内枠からロスなく進めたことも大きく、あと400ｍの距離延長が課題か。ただ、流石は父の産駒、クラシックの時期にかけての成長力はよく伝わっているようだ。

日本ダービー　想定単勝オッズ

(→)１番人気　マカヒキ　3.4倍
(→)２番人気　サトノダイヤモンド　3.9倍
(→)３番人気　ディーマジェスティ　5.1倍
(→)４番人気　リオンディーズ　6.9倍
(→)５番人気　スマートオーディン　7.2倍
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(new)14番人気　アジュールローズ　68.0倍

【６番人気以下はこちら】日本ダービー想定18頭＆単勝オッズ

２連勝でダービーの切符を手にしたアジュールローズ（撮影：日刊ゲンダイ）

長所

今回は中山から東京という場所替わりだったが、対応力の高さをみせた。先行力があって勝負根性もある。父ヴィクトワールピサは現３歳世代が初年度産駒。ジュエラーが桜花賞を制するなど、勢いに乗っている点も見逃せない。

短所

やや瞬発力に欠ける面があり、機敏に脚を使えないタイプ。それだけに東京の長い直線で先行策というのがベストなのだろう。プリンシパルＳでは最後に詰め寄られていたように、牡馬の世代上位陣と比べると物足りなさが残る。