「４連勝した“兄以上”の好素材！」新馬圧勝ビッグドリームの評価は？７月１‐２日の★評価一覧【２歳馬チェック】

～先週の新馬・未勝利勝ち評価一覧～

７/２ (日) 中京５R ２歳新馬 芝1600m
ルージュスタニング　牝　馬体重：492kg
★★★★★★★　７点
騎手：坂井瑠星　　厩舎：(栗東)友道康夫
生産：ノーザンファーム
馬主：東京ホースレーシング
父：イントゥミスチーフ
母：ボインビューティー（Giant’s Causeway）
ルージュスタニングの詳細記事

７/２ (日) 福島６R ２歳新馬 芝1200m
ビッグドリーム　牡　馬体重：516kg
★★★★★★　６点
騎手：幸英明　　厩舎：(栗東)西園正都
生産：バンブー牧場
馬主：中辻 明 氏
父：ビッグアーサー
母：アンナペレンナ（Tale of Ekati）

　発馬こそ速くはなかったが、二の脚のダッシュは血統譲り。すぐさま先行集団に取りつくと、３コーナー手前では前を行く馬たちと雁行する形で徐々に進出。直線も軽く仕掛けられた程度で、後続に１秒もの差をつける圧勝劇を披露してみせた。馬場の真ん中を通ったが、追ってからの真直性にも優れ、スピードだけでなく体幹も素晴らしい。同厩舎の全兄ビッグシーザーは未勝利戦から破竹の４連勝し、葵Ｓでも３着した実力馬。戦前から西園正師が「兄以上の雰囲気を感じる」と素質を高く評価していただけに、その期待通りのパフォーマンスだった。レースぶりから操縦性も高く、ある程度は距離の融通も利きそう。先々へ向けて視界のひらけるデビュー戦の勝ちっぷりだった。

父から受け継いだスピードで夢のＧＩ制覇へ ビッグドリーム

７/２ (日) 福島５R ２歳新馬 芝1800m
トレミニョン　牝　馬体重：438kg
★★★★★　５点
　勝負所で進路がなくなると、最内に切り替えて抜け出した２着馬の内から鋭く脚を使って接戦をモノにした。レースセンスや操縦性には光るものがあり、初めての競馬としては着差以上に中身の濃い勝ち方だった。まだ伸びしろも十分ありそうで、今後も注目したい素質馬。

７/１ (土) 函館６R ２歳新馬 ダート1000m
ナスティウェザー　牡　馬体重：446kg
★★★★★　５点
　好スタートを決めてハナに立つと、そのまま後続を寄せ付けることなく４馬身差の圧勝。勝ち時計は59秒４で、ラストは〔11.6－10.9〕の加速ラップでまとめる好内容。このスピードセンスがあれば、函館２歳Ｓに出走しても面白そうだ。

★★★★　４点 … ナナオ・ルージュレベッカ・ジュントネフ・クリノハレルヤ・ラムジェット・コスモブッドレア

★★★　３点 … シリウスコルト・ピンクヴェノム・アガシ・ワンブランチ