【京成杯ＡＨ】「今回こそ」買うべき穴の１頭　“開幕週台風”の影響すら味方にできる

京成杯オータムＨ：とっておき穴馬

オススメ穴のまさファイル　久光ＴＭ

グラニット

「生粋の逃げ馬気質であるこの馬の評価を決める際、一番重んじなくてはならないのは条件が整っているかどうか。追われる立場は常に大敗と隣り合わせの状況でもあり、こういった典型的な逃げ馬を評価する際に必要なのは負けを如何に割り切れるかだと思っている。ラジオNIKKEI賞では出脚から本物ではなくハナを切るまでにかなり脚を使わされたし、ペースもそこまで上げず先行内目の馬が残る前残り決着。後ろに脚を使わせてナンボのキャラだけに、レースの様相も自身にとって良いものではなかった。失速というよりは伸び負けの敗戦であり、評価を下げるには至らない、というのが個人的見解だ。

　リフレッシュ効果が見込め、このレースにしては珍しいレベルの少頭数で単騎逃げ濃厚のメンバー構成、更には51キロの軽ハンデと開幕週の綺麗な馬場。道悪適性もスプリングSで証明済みであり、あらゆるバイアスが今回はグラニットに傾くここで狙わずしてどこで狙う、くらいの気持ちでいる。常々言ってきたことだが、逃げ馬の敗戦は穴的中への撒き餌。結果を恐れず思い切りよく逃げるのみだ」

少なめの頭数ということもありスムーズな逃げが期待できそうなグラニット(右奥)