【スプリンターズＳ】ナムラクレア撃破も！？爆発力を秘めた馬が「複勝率100％」と鉄板級！

～過去10年のスプリンターズＳの傾向分析～

　まず押えておくべきポイントは、継続騎乗が〔９.８.４.69〕と好走馬の大半を占めているのに対して、乗り替わりは〔１.２.６.62〕と成績不振。大一番となるここでの乗り替わりは割り引いて考えたい。

◇年齢別成績
・３歳　　〔１.２.１.15〕
・４歳　　〔２.３.４.18〕
・５歳　　〔３.４.１.39〕
・６歳　　〔３.０.３.28〕
・７歳以上〔１.１.１.31〕
　複勝率33.3％を誇る４歳馬は【前走１～２番人気で１着・前走から中４週以内・継続騎乗】の条件を満たしていれば〔１.２.２.１〕と複勝率は83.3％に跳ね上がる。今年の該当馬はナムラクレア（栗東：長谷川厩舎）１頭のみ。

ナムラクレアは待望のＧＩタイトル奪取へ王手！

　そして、サマースプリントシリーズから馬券に絡んだ馬は過去10年で22頭いるが、そのうちの半数以上を占める15頭が【サマースプリントシリーズを１戦のみ】消化しての臨戦過程であった。同馬の昨年は函館スプリントＳ→北九州記念とサマーシリーズ２戦を経ての臨戦だったが、今夏はキーンランドＣ１戦のみ。昨年以上にここへの本気度を感じるローテーションも好感。

◇前走クラス別成績
・Ｇ１　〔２.３.１.９〕
・Ｇ２　〔５.４.２.45〕
・Ｇ３　〔３.３.５.68〕
・ＯＰ　〔０.０.２.３〕
　前走Ｇ１組はこちらも継続騎乗であれば〔１.３.１.６〕と成績上昇。さらに芝1200ｍで【重賞勝ち or Ｇ１連対歴】のある５～６歳馬に限れば〔１.２.１.０〕と複勝率100％を誇る。これに合致するのがメイケイエール（栗東：武英厩舎）。意欲の直行ローテで今年は一発逆転に燃える。

メイケイエールが意欲の直行で悲願のＧⅠ初制覇へ