【天皇賞・秋】イクイノックス&ドウデュースに「距離不足」の声 急浮上する“同世代”の1頭

とっておき〇〇馬
天皇賞(秋)

天皇賞・秋:とっておき穴馬

優馬の総監督 佐藤直TM

ガイアフォース

「近年でも屈指のハイレベルと言える現4歳世代。そのダービー1・2着馬に、ダービーでは1番人気だった馬を加えた3頭が、ここでは抜きん出た存在と言っていい。ただ、その3頭が出走しなかった菊花賞で1番人気に推されたのがこの馬で、結果は相手との力関係ではなく距離の壁に屈した形。その後は春にマイル路線を歩んだ上で再び中距離へ矛先を向けてきたが、そのマイル戦を使った効果か、前走のオールカマーでは行きっぷりの面で良化を示しており、初の東京コースだった安田記念での走りをふまえると東京2000mの適性も十分にありそうだ。前述した同世代の3頭とは今回が初顔合わせとなるが、イクイノックスもドウデュースもぶっつけに加えて本来は距離がもっと欲しいタイプであり、前で運んで持ち味を生かすことができれば、割って入るシーンも十分にある」

ガイアフォース

2000m戦なら同じ4歳の強豪にも立ち向かえそうなガイアフォース

佐藤直文

筆者:


1963年、愛媛県生まれ。大学卒業後に入社し、当時(1馬)の看板評論家であった清水成駿に師事。坂路担当の調教班として馬の状態を自らの眼で確かめるとともに、独自の視点から発掘した穴馬を狙い撃つ予想スタイル。現、ラジオ日本、グリーンチャンネル解説者。